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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
O☆MA☆KE 1 ムウ・ラ・フラガ
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こと、俺は認めーん!!」

認めない。
そんな父親の権限を振りかざしてみた俺だが、ステラはプックリと頬を膨らませ、ぷいとそっぽを向いてしまった。

ステラ「ネオ、嫌い!!」

ムウ「ぐはあ!!?」

可愛い愛娘からの痛恨の一撃。
嫌いの衝撃は俺の心の弱い場所を的確に抉った。

ムウ「認めるからキライにならないでくれ〜…」

俺はステラに泣きながら懇願することになった。

アレックス「(…これが娘を持つ父親の心境なのだろうか……?)」

膝にちょこんと座っている愛娘の頭を撫でながらアレックスは複雑そうな顔でムウを見ていた。















































俺の名前はムウ・ラ・フラガ。
ネオ・ロアノークとも呼ばれたこともあったっけな…。
エンディミオンの鷹と呼ばれたこともあった…。
前の大戦の時、ドミニオンの陽電子砲からAAを庇った時、ジブリールに拾われた(記憶操作付き)。
その後は多分、みんなが知っている通りだ。
俺は、奴の命令で子供を戦争の道具にした。
そして、子供の進むべき道を示せなかった……。
そんな俺は死んだら地獄行きだろうなと覚悟はしていた。
だがなぁ!!
まさかこんな地獄なんて予想していませんでした。
神様。
私、生意気言いました。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

「汝、シン・アスカはこの女。ステラ・ルーシェを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかな時も共に歩み、死が2人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを神聖な婚姻の名の元に、誓いますか?」

シン「誓います」

「汝、ステラ・ルーシェはこの男。シン・アスカを夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかな時も共に歩み、死が2人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを神聖な婚姻の名の元に、誓いますか?」

ステラ「誓います…」

今日はシンとステラの結婚式。
俺は泣く泣く出席した。
デスティニープランの象徴である2人の結婚式はかなり盛大であった。

「では、誓いの口づけを……」

シンがステラの顔を覆っているウェディングベールをゆっくり丁寧に持ち上げる。
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