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東方変形葉
日常の中に潜む非日常
東方変形葉6話「侵入者あらわる!」
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なんておいしくないもの。」
なんか微妙に論点が違う気がするが、それは置いといて、二人を起こす。



あ〜、よく寝た。ご飯も食べてばっちり目が覚めた。よし、配達にいってこよう。とおもったら、紫が手招きしてきた。
「空間の変化を操れるようになったのなら、私のようにスキマみたいなのつくって移動しなさい。あと、これから配達にいくんでしょ?あとついでに地図も持っていきなさい。」
幻想郷の地図なんてあったのか。
「なるほど、考えてもなかったな。ありがとう紫。」
「お礼は人形代の一部でいいわ。」
それが狙いか?まあいいや。少し力を使い、空間を変化させる。まずはアリスの家かな。
「いってきます。」
「はい、いってらっしゃい。」



ピンポーンと、来客用のベルを鳴らす。・・・それにしてもすごい立派な家だ。普通の家よりちょっと大きく、庭は綺麗なバラなどが咲いている。
「だれ?こんなところに・・・あら?あなた人形作り師の・・・」
人形作り師って何?まあそれは置いといて。
「たのまれていた人形200体もってきたよ。」
「わあ!ありがとう!」
ドアを開けた時の顔とは全然違う、おもちゃをもらった子供みたいな輝かしい顔をしている。直球に言うとすごくかわいい。
「はい、人形の分のお金。」
「え、こんなに!?こんなにもらっちゃ悪いよ。」
ざっと、0が4つある紙が30枚あった。どんだけ金持ちなんだ?
「なにいってるの。この量なんだから、このぐらい当然よ。」
「そこまでいうのなら・・・ありがとう。」
「いえいえ、また近いうちに注文するかもしれないからね。あと、これ人里で売ったら当たるわよ。やってみたら?」
人里なんてあったのか。
「考えておくよ。あ、次のところに配達にいかなきゃいけないからこのへんで。じゃあね。」
「ええ、さようなら。」
アリスに別れを告げ、スキマに入る。


この後も、赤い館やら、竹林のなかの屋敷やら、冥界の屋敷やらに配達した。・・・生きたまま冥界にはいるのはどうなのかとピンク髪の亡霊さんに聞いてみたら、「いいのよ〜。そのへんはいい加減でも〜。よーむー、おなかすいた〜」という答えが返ってきた。結構雑なところがあったりするな、幻想郷って。



「ただいま。」
「あら、おかえり。けっこうはやかったわね。」
まあ、スキマ移動だからな。
「それほどでもないよ。はい、一部。」
「まだなにも言ってないわよ?・・・結構多いわね。これ本当に一部なの?」
「一部という基準がわからなかったから、全額の10パーセントくらいだよ。みんな、なぜか多く支払ってくれたんだ。霊夢はお金じゃなくって御札で払ってきたけど。」
あの御札、どんな効果があるんだと思ったら、安産祈願だった。
「へえ、人里で売ったら儲かるんじゃ
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