暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
日常の中に潜む非日常
東方変形葉6話「侵入者あらわる!」
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、こんなに頼まれていなかったはずだ。
「・・・どうしてこんなに?」
「人形遣いさんはともかく、その場にいた全員が面白がって注文したんだって。」
おもしろがって・・・頭が痛くなるな。数えてみたら256体じゃないか。多すぎるだろ。このうちの200体はアリスだし。
「あ、そうそう。3日以内に作れだって。」
「はあ・・・はあああああああ!?」
日数制限あり!?
「・・・その・・・頑張ってね。」
この後、徹夜で必死に人形を作っていたのは言うまでもない・・・



「ただいま戻りました。結界の修復及び点検は完了しました。」
藍が戻ってきた。
「ご苦労様。あなたも疲れたでしょう。ゆっくり体を休めなさい。」
「ではお言葉に甘えて。・・・そういえば、裕海は大丈夫だったのですか?」
その疑問は普通だ。
「ええ。むしろ私たちがあの子の作戦どおりに動いたら、何もかもうまくいってしまったわ。(弾幕を撃ちまくったりスキマを開いたり能力を使ったり、雑用的なことくらいしかやってない気もするけれど。)
「へえ、それはすごいですね。それで、彼はいま何しているのですか?」¥
「・・・勝手に入ってきた仕事をしているわ。」
「?」
「こんなこと言っても理解不能だろうと思うから、自分の目で見てきなさい。」
「?は、はあ・・・」
「・・・あの子、だいじょうぶかしら。」





終わった。きつすぎる。結局12時間かかった。今の時刻は朝の8時だ。もう今度こそ寝る。





「ゆーみくん、大丈夫かな?」
あ、寝てる。終わったのかな?数えきれないほどあるお人形さんが箱に入っていた。
「・・・ぐっすり寝てる。」
「ん、う〜・・ん・・・」
っ!?起きた!?
「・・・すぅ〜」
な、なんだ。びっくりした。心臓が飛び出てきそう・・・・
彼が眠る布団にもぐる。彼にひっついたまま、ゆっくりと眠りについた。




ああ、よく寝た。今何時だろう。・・・ん?
「すぅ〜」
橙が隣で寝ている。なんで?・・・まあいいか、寝顔かわいいし。
とりあえず注文書のとおりに注文者に人形を渡しにいこう・・・あれ?
「ぬぅ〜」
橙が服の端っこをつかんできた。それはまるでいかないでと言っているかのように。考えすぎだとはおもうけど。
・・・もうすこしだけ寝ようかな。再び横になり、眠りについた。




「橙?裕海?ごはんだぞ〜?・・・ん?」
2人が同じ布団で気持ちよさそうに寝ている。作業のあった裕海が寝ているのはわかるが、橙はなぜここで寝ているのだろうか?
「あらあら、2人とも仲がいいわね。」
「どうしましょう、紫様。ご飯が冷めちゃいますので起こさないわけにはいかないのですが・・・」
「そうね、起こした方がいいわね。冷たいご飯
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ