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東方変形葉
日常の中に潜む非日常
東方変形葉6話「侵入者あらわる!」
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ばい感じだ。
「・・・霊夢、紫。プラン2に変更するけど、大丈夫?」
「ええ。」
「もちろんよ。」
「紫、スキマあけて。急ごう。」
紫は頷き、スキマを開いた。


『ちっもうきやがったか。あいつらもあまり役に立たなかったな。』
『だがこの計画を成功させるためにも、お前たちには消えてもらう!』
相手は二人。さっきの妖怪とは桁違いの力を感じる。
「あなたたちの計画が何なのかは知らないけど、消えるのはあなたたちよ。」
紫が言った。それと同時に俺と霊夢はスペルカードを構えた。

神霊「夢想封印」

幻巣「飛光虫ネスト」

異変「異次元空間の大量発生」

格闘型スペルカードを発動する。紫が言うには、非殺生の攻撃手段であるらしい。8つの光り輝く弾と、高速弾と、威力抜群の弾が襲い掛かる。
『ぐっ!?なんだこれは!』
『こうなったらあれをしよう!』
『ああ!』
能力を使おうとしているな。だがもう遅い。
『・・・!?あれがつかえない!?どういうことだ!』
「消滅の変化を操っただけだよ。お前たちの能力はもうすでに消滅し、二度とつかえない。それにしても、”ある程度の範囲を支配する程度の能力”なんて恐ろしい能力だな。まあそれはどうでもいい。さあ、とどめだ!」
俺の全身全霊のラストスペルを叩き込む。

「生生流転〜死の境界〜」

黒い弾幕が妖怪の周りを覆い、爆発する。かなりの威力だ。死にはしないけど、死の境界をさまよう恐怖を味わってもらう。
『ぬがああああああ!!』
『ごあああああああ!!』


戦いが終わり、侵入者全員スキマ送り(どこに送ったのと聞いたら、さあ?と、ものすごい悪い顔で言っていた。)して一件落着した。
「・・・見事に地面がぼこぼこね。」
「最後の爆発が特にね。」
「あはは・・・」
うん。でっかい凸凹がある。仕方ない。

「生生流転〜生の境界〜」

あたりが白い光に包まれ、地面が元に戻っていく。ちなみにこれを使うと、ものすごいつかれるんだよね。




『ここどこだよぉー!』
妖怪共は、どっかの川のど真ん中に放り込まれた。




「おかえりー!」
「ただいま、橙。いい子にしてた?」
「うん!じゃあ一回だけ命令できるんだね!」
あ、そうだった。どんな命令をするのだろう。・・・あれ?後ろにいる紫がにやにやしている気がする。
「今度、一緒に外に出かけよう!」
「・・・そんな簡単なのでいいの?」
「うん!」
こうして、今度橙と外へ出かけることとなった。



さすがに疲れたので、寝ようとしたそのとき、山のように積まれている紙が目に入った。
「・・・なあに?これ。」
「ん?ゆーみくんあてのお人形さんの注文書。」
確かに宴会のときに頼まれていたが
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