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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百六十三話  『決戦(7) ライトニングの決着』
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「そんなっ!?」
「どれか一人でも生き残ればすぐに私は復活して、ひと月もすれば私の記憶を受け継いで蘇るのだよ…」
「そう…。馬鹿げてるけど、きっと全員捕まえるよ。私達機動六課は全員逮捕するんだから!」
「そうだぜ! そんなくだらねぇ仕組みなんざ糞くらえだ!」
「ほう…。トーレをあっけなく倒したか。ランサーのサーヴァント…いや、クー・フーリン?」
「てめぇ…俺の真名を」
「君は有名だからね。そしてフェイト・テスタロッサ。君は私によく似ているんだよ」
「なにを…?」
「私は自分で作り出した生体兵器達…。君は自分で見つけ出した自分に反抗しない子供達に使い魔。
それを自分の思うように作り、いや、自分の目的のために使っている!」
「そんなことは、ない!」
「そうかね…? 君もあの子達が自分に逆らわないように教え込み、自分のコマとしていいように戦わせているだろう?」
「フェイトはそんな子じゃない!」
「アリシア…」

アリシアが涙目でそう声を発してくれた。

「フェイトはそんな理由であの子達を引き取ったんじゃない! 哀れみを感じたんじゃない! フェイトは心からエリオとキャロの幸せを望んで今まで育ててきたんだよ!?」
「その通りだ。てめぇの身勝手な事情をマスターと混同させんじゃねぇよ! カスが…ッ!」

アリシア、ランサー…。

『そうです! 僕達は自分で選んでフェイトさんに着いてきた!』
『それは私達の意思! あなたなんかの思い込みで勝手に判断しないでください!』
『僕達はフェイトさんを支えたいために機動六課に入って強くなろうと思ったんだ!』
『その想いだけは違わない! 否定させない!』

エリオ、キャロ…。

『だから、フェイトさん! 僕達の事は気にせずに自分の事を信じてください! フェイトさんは間違っていません!』
『そうです! 迷ったら頼ってもいいんです…。甘えてきてもいいんです…。私達がそうだったように、今度は私達がフェイトさんを勇気づけます!』
「そうだよ、フェイト! お姉ちゃんはどこまでもフェイトの事を信じているからね!」
「そうだぜ。お前はいい女だ。だから信念を最後まで貫き通せ。俺の誇れるマスターでいろ!」

みんな…!

「うん! 私は何度も迷うかもしれない…。立ち止まってしまうかもしれない…。でも、みんながいればどこまでもいけると思う…。だから、いこう! アリシア、ランサー!!」
「うん、フェイト!」
「おうよ!」
「ほう…。ならば私自ら相手になろう」

そう言ってスカリエッティは腕を何度も操作してまた赤い線の攻撃をしてくる。
だけど私達はそれを何度も破壊する。

「ライジングカノン! ファイアッ!」
「おらっ!」

アリシアの電磁砲が焼き焦がし、ランサー
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