暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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『カラミティドラゴン、今最高に魔力が乗っているエリカちゃんに…果たして勝てるかな?』
『うぅむ、さすが竜の魔法使いだな。…しかし勝つのは俺だ!!』

ディザードのフェイント技に野球部員は全く見抜けずあ然とし、セシリアもポカーンとした表情でディザードを見つめていたが、すぐに両手で頬をパンパンと二度叩いて気を引き締め、光の鎖を振り回しながらディザードの援護に向かっていった。

『エリカちゃん、フェイントが成功したとは言え油断しないで!』
「大丈夫、わかっています。」
「エリカちゃん、援護するよ!」
「ありがとう、セシリアちゃん。では、行きます!!」
『ディザードよ、行くぞ!うおぉぉぉぉっ!!』

再び体制を立て直しティルウィングを構えたデスザードは、怒りにも似た咆哮をグラウンドに響かせディザード目がけて走り出し、ディザードもまたブレイブハートを構え、セシリアと共に矢を連射しながら迫ってゆく。

バチィッ、バチィッ!!…ヒュンッ、グワァンッ!!

矢はデスザードに数発命中するが、さすがに装甲の硬さもあってダメージを与えるまでには至らず、後方からセシリアが放った光の鎖もティルウィングに阻まれ命中していない。
ディザードはさらにデスザードとの間合いを詰め、ブレイブハートを右手に握り直し右斜め上から斬撃を繰り出し、デスザードとつばぜり合いをするが…やはりライジング化していない事もあってかデスザードに押され、やむなく斬り合いにもつれ込んだ。
ディザードの左下からの斬撃にデスザードはティルウィングを盾にして防御し、デスザードの真上からの斬撃にディザードはカウンターで左ミドルキックを浴びせ、デスザードを牽制。
さらに怯んだデスザードに向けて右から水平に斬撃を繰り出すディザードに対し、デスザードも左手に魔力を込め防御魔法を発動、双方からバチバチと火花が飛び散り弾き飛ばされる。

「…思ったより固いですね!」
「あの黒い魔法使い、見た目に反してなかなかやるよ。」
『ほぉ、あの超能力者…見る目はある様だな。しかし、誉めても何も出ないぞ!』
「じゃあ、誉めたついでにこの技も見ていってよ!お代はいらないから!!」
『…何?』

ジャラジャラジャラッ!…ガキィッ!!

セシリアはデスザードに自信満々に言い放つと、右手につながっている光の鎖を…何故か自身の影に向かって投げつけ、続いて左手からも光の鎖を生成し、やはり自分の影に投げた。
何をやっている?…デスザードが半分呆れた顔で首をかしげていると、デスザードの影から数本の光の鎖が踊る様に現
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