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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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す。」
『おぉ、エリカか。一体どうしたのじゃ。』
「実は行方不明だった小林先生が学校の裏山から見つかったのですが。」
『おぉ、見つかったのか!で、どうだった?』
「実は町の北にある亀裂と同じ亀裂が裏山の上空から現れて、そこから落下して戻って来たのです…しかもロックシードと紺碧色の箱まで手にしてました。」
『な、何じゃと?!あの亀裂が学校の裏山に!?しかもロックシードまで持っておるのか!!』
「はい、それに亀裂は私とセシリアちゃん以外の人にも見えていたのです。おばあちゃんの感は当たりましたね。」
『魔力や超能力がない人にも見えたじゃと?…むぅ、やはりわしの予感は的中したか。しかし、あの亀裂は本当に
摩訶不思議
(
まかふしぎ
)
じゃのう。』
話を聞いたサヤカは、最初は驚きを隠せず席を立って絶叫しかけたが、すぐに冷静さを取り戻しコホンとせき払いをすると、今後は先生や裏山の亀裂にも注意して様子を見てくれとエリカに頼み、エリカも快く了解し連絡を終えた。
少しして、小林先生は佐々木先生と女子生徒の肩を借り保健室へと直行し、現場に残ったエリカとセシリアは上空にまだ残っている亀裂を丹念に調べた。
亀裂は上空3mから発生しており、そこからは以前エリカや片桐達にも力を与えていた魔力が、まるで夏にそよぐ風の様にそよそよと流れていた。
「それにしても、何故先生が裏山から現れたのでしょうか?しかも手にしていたロックシードは私が持っているロックシードに似ていましたし…。」
「…エリカちゃん、それにあの亀裂から流れている力…何だかすごいね。ほんの少し受けただけで、力がわいてくるよ。」
「えぇ、以前調査中に現れたベクターノイドを圧倒する事ができたのも、この森から流れた魔力のおかげですから、まぁ…ありがたいと言えばありがたいのですが。」
「うん、エリカちゃんの気持ち…よくわかるよ。この力、絶対悪い人達には渡したくないね。」
「そうですね。…後は先生の回復を待って、ヘルヘイムの森の事やロックシードの事とか聞ければ、話は進むのですが。」
セシリアはエリカの気持ちを汲み取りこれ以上言うをやめ、エリカはと言えば…やはりロックシードの事が気になるのか自分が持っているロックシードを手にし、亀裂を見上げていた。
確かに考えてみれば、ヘルヘイムの森に通じている亀裂は魔導士や超能力者でしか見る事は出来ない上に、小林先生は魔導士でもなければ超能力者でもない。
それに、エリカ達調査隊がいた間に見つからなかったロックシードまで先生は手にしており、ついでにエーテルやエリカも知らない紺碧色の箱まで持っていた。
何が一体どうなっているのか…エリカはヘルヘイムの森の不思議さに首をかしげ、またしても現れた謎に戸惑っていた。
その頃、城東町にある廃
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