暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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゙ラゴンの首をカタパルトにした超高度からのライダーキック…『ジャイアント・スレイヤー』を時間差で繰り出し、ボンバーマンタを仕留めたのである。

(…まさか、マギカドラゴンを使って上空から奇襲をかけるとは。この女、なかなかの切れ者だな。)

今更ながらディザードの頭の回転に気がついたデスザードは、過去に戦った初代竜の魔法使い…ゴダードを思い出していた。
彼も巧みに地形を使って陽動作戦を展開し、一時はカラミティドラゴンが有利だった状況を、あっという間にくつがえしてしまった。
彼女の頭の切れ…まさに、あの時の再来ではないか!
これ以上この場にいても敗北は目に見えている…デスザードはティルウィングを魔法陣にしまうと、セシリアとベオウルフに背を向け右手のリングをテレポートリングに変更し魔法を使用、その場を去っていった。

『…まぁいい、今回はここで下がるとしよう。だが、これですむと思うな。戦いはこれからだ!』
『テレポート!…ふっふっふっ。』
「あっ、待ちなさい!」

セシリアは逃げるデスザードを追いかけようとしたが、そこはベオウルフが左腕でさえぎり『これ以上追う必要はない』と意志表示した。
これだけ派手に爆撃しておいて何を…とセシリアはベオウルフに訴えたが、ベオウルフはロックシードのカバーを閉じ変身解除、元の小林先生に戻るとセシリアの肩をポンと叩いた。

「セシリア君、まず周りの状況を見なさい。あの魔法使いとは、いずれまた戦う事になるから放っておいても大丈夫でしょう。」
「あ…そうだった、エリカちゃんの事を忘れるところだった。エリカちゃーん!」



デスザードとの戦いは終わり、辺りを見ると…もはや午後からの練習は完全に不可能であった。グラウンドは穴だらけの上、あちこちから黒煙がまだ立ち上っており立ち入る事すらできない。
魔力を全力で出し戦ったディザードも、デスザードが退却した数十秒後に変身が自動解除されそのまま地面に倒れ込み気絶してしまったが、その後マギカドラゴンが回復魔法を発動させ事なきを得た。

「佐藤先生、本当にごめんなさい…。」
「いや、いいんだよ、セシリア君。エリカ君だって遠藤君や、みんなのために全力で戦ってくれたから。むしろセシリア君も、よくがんばってくれた方だよ。」
「…ありがとうございます、佐藤先生!」

また、私用で遅れてきた佐藤先生にもセシリアが状況を説明、最初はマネージャーの遠藤がデスザードだった事に衝撃を受けた佐藤先生であったが、その遠藤を取り返すため懸命に戦ったエリカやセシリアをほめ、逆にセシリアが励まされた。
そして小林先生も、家が学園から近いところにあるためそのまま歩
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