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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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踊れ!そして貴様らの恐怖から生み出された負の力を、俺に捧げるのだァ!!』
容赦ないボンバーマンタの攻撃に、逃げ遅れた野球部員達の体から負の力が生み出され、それらはボンバーマンタやデスザードに吸収され、力を増してゆく。
『ふっ…もういいだろう、ボンバーマンタ。その辺で爆撃を中止するんだ。』
デスザードの中止命令によりボンバーマンタは爆撃を中断し、立ち上がる土煙を上空からじっくりと見つめる。
果たして…ディザードは変身解除こそまぬがれたものの、右手を差し出した状態で片膝をついてうなだれていた。
セシリアや逃げ遅れた野球部員達も何とか無傷ですんだのだが、エリカの状態を見てオドオドするばかり。
しかしそれでも、デスザードは仮面の下で納得いかない顔をして辺りを見回し、そして腕を組む。
そう、一緒にいたはずのベオウルフの姿が見えないのである。
あの爆風や火柱が起こった状態で、無傷でいられる訳がない…しかしそこにはベオウルフが倒れた形跡はなく、しかも先程の爆撃の時にあった生体反応も途中からパッタリと消えていた。
どうも妙だ…とデスザードが思った瞬間。
ヒュルルルルル…グサッ!
『ギャアァァァァァッ!!』
空中から『何か』が降ってきてボンバーマンタの背部に命中、そのまま地面に落下してもがき苦しみ始めた。
何だ、何があったとデスザードが近寄ると、ボンバーマンタの背中に…フランティングが深々と突きささっていた。
そしてデスザードが上空を見上げると、真上からベオウルフが急降下で突入しライダーキックの体制に入っているではないか!
しかも、魔力を足に込めているのか右足が赤く燃え上がっており、一直線にボンバーマンタをねらっていた。
あのキック…危険すぎる!ディザードは自らの直感で左へと回避し、そしてベオウルフのライダーキックは身動きがとれないボンバーマンタに深々と命中した。
『ギャアァァァァァッ!!』
『ボンバーマンタァァァァァ!!』
ボンバーマンタはライダーキックの直撃を受け爆発し消滅、その爆風で舞い上がっていたフランティングもキリキリと回転しながらベオウルフの右手に収まった。
しかし、何故ベオウルフだけ無傷でいられたのだろうか?
実は超強化爆弾がグラウンドに炸裂した時、爆風で向こうから見えないのを利用して、デスザードに悟られない様にセシリアと逃げ遅れた野球部員達にマジックバリアを幾重にも展開し爆風対策をとる一方で、ボンバーマンタ攻略の策を練っていたのである。
「セシリアちゃん、みなさん!…はあぁぁぁぁぁ!!」
「エリカちゃん、この力は…。」
「「「た、助かった…
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