暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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下に亀裂を作り上げ落下させた。
当然ながらロックシードと箱も小林先生の後を追う形で亀裂の中に消え、そして彼は自由落下よろしくとある場所へと落ちていった…。

あれから数分が経過した。セシリアの体に無数の傷ができ、ディザードもガーゴイル爆弾の量の多さに閉口し息を切らし始めている。
ディザードの魔力がいくら高いとは言え、無限ではない。いつかは底も見えてくる。
がしかし、ディザードとセシリアは何とか気力で立ち上がり、変わらず反撃を続けようとしていた。

『ディザードよ、いい加減あきらめろ。ガーゴイル爆弾の犠牲になれば幾分か楽になるぞ!』
「お言葉はありがたいのですが、あいにく私はあきらめが悪い方ですので。」

ディザードはよろけながらデスザードに答えてはいたが、やはり疲労の色は隠しきれず、ハァハァと息をしながら立っているのがやっとの状態である。
そろそろここら辺りで始末してくれるわ…デスザードがティルウィングを握りしめ余裕を見せながら斬りかかろうとした、その時。

ヒュルヒュルヒュルヒュル…ゴガアァァァァァン!!

上空から光の球が現れ円を描いて空間を切りぬくや、その穴から小林先生が逆さまに落下し、ボンバーマンタに命中したのだ!!

「…ふがっ!?」
『ギヤアァァァァァッス!!?』
「「拍ャ林先生!!?」」

ボンバーマンタは真っ逆さまに落下し、小林先生はまたしても犬○家状態でボンバーマンタにめり込んでいた。
ここまで来れば、すでにとんでもない程の運の悪さである。にも関わらず、小林先生も小林先生で…ボンバーマンタに頭をめり込ませたまま平気で眠っているのはどうかと思うのだが、まぁそれはともかく。
いきなり現れた小林先生にディザードとセシリアはびっくりし、デスザードに至っては目くじらを立てて『そこのボロ雑巾、何やってんだ!!』
と怒鳴り立てる始末。

それから数分間戦闘は中断され、ようやく目を覚ましボンバーマンタから自力で体を引っこ抜いて起き上がった小林先生は、目の前にいたディザードとデスザードを見てやっと事の重大さに気がついた。

「ふぁ〜、よく寝た…ん?ここは?まさか、そこにいるのは、セシリア君と…あの青い魔法使いはエリカ君か?」
「え、あ、はい、そうです。」
「ちょっと、小林先生!まだ寝ていたのですか!?パジャマがヨレヨレですよ。」
「ほっとけ!…じゃあ、向かいにいる黒いのがエリカ君の敵か?」
『あぁ、その通りだ、ボロ雑巾!』
「だ、誰がボロ雑巾だ!失礼な!!」

その貧相な体つきからデスザードにボロ雑巾と呼ばれた小林先生は地団太を踏んでくやしがり、デスザードをにらみ
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