第七話 機動六課への査察
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「・・・どうせ俺が孕ましたって言ったら信じて孕ませてないって言っても信じないんだろ・・・構わん!俺が孕ましたことにしろ!」
「ほぉ〜テメエいい度胸じゃねえか・・・」
「良いよ・・・殺せ!死ねばいいんだろ!!」
何を言っても無駄だと思い両手を挙げた大地。
一方
「う〜んう〜ん・・・」
物凄く唸っているはやての頭に聴診器当ててるシャマル先生。
「・・・で?どうだ?シャマル」
北斗の言葉にシャマル先生の診断は・・・
「う〜ん無理に動かしたから余計に具合悪くなったわねこれ・・・しかも熱が上がったわ」
現在のはやての体温43度である。
「どうするのこれ?」
「う〜ん・・・」
考えるシャマル先生。
すると
「宅急便で〜す」
「あどうも」
突如医務室に現われた『ファントム宅急便』という者に生物注意という巨大なダンボールを渡された。
開けてみると・・・
「ムー!ムー!!」
健闘むなしくとっ捕まって縄でぐるぐる巻きにされて猿轡噛まさせられた影の守護者はやての姿が急いで北斗が影の守護者はやての猿轡を外し喋れるようにした。
「なんやねん!折角逃げたのに!ファントム全員から追っかけまわされたんやで」
「あら〜ミツキさん本気出してくれたのね〜」
「て!ミツキに頼むなんて反則や!ミツキ!何で協力したんや!」
そんなの面白そうだったからに決まってるじゃないの〜♪
「あら〜ミツキさん見事に私の電波を体得したみたいね〜」
というミツキからの電波を受信したシャマル先生たちご一行様は影の守護者はやてを替え玉として部隊長室に無理矢理行かせるのだった。
「失礼します」
影の守護者はやてが部隊長室に入ると待ち受けていた査察官。
「八神部隊長・・・あなた部下に代わった教育を施しているようですね」
「へ?・・・あ!はいはい!!」
と言って誤魔化し始める影の守護者はやて。
「まずこの一風変わった隊員教育ですが・・・確かに合理的ですね〜こんなアイディアとは正しく柔軟な発想ですね・・・」
「はぁ・・・どうも」
「つきましては色々と徹底的に説明していただきましょう」
「ええええ!!」
こうして影の守護者はやての懸命な説明により査察官は大変感心しながら納得し機動六課の危機は回避されるのであった。
余談だがはやてはお詫びに影の守護者はやてがピンチの時に替え玉で変わると約束したのであった。
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