第七話 機動六課への査察
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地は・・・
「・・・3分経った」
我が家のボロアパートで暢気に昼ごはんのカップラーメンをストップウォッチ片手に待っていた。
そこに
「てめえ!人の娘を玩んで孕ましやがったなああああ!!」
と言った具合にゲンヤが怒鳴り込んできた。
物凄い誤解をされている挙句全く身に覚えがない大地年齢=彼女いない歴。
だが八神組で一番賢い男は・・・
(・・・大方何かを誤魔化そうとして誤解されたら俺に責任を押し付けたってところか)
大まか合っている大地の推理だった。
その頃影の守護者世界
「いたか!」
「探せ探せ!!」
ゴミ捨て場の近くで管理局員の方々が周囲を探し回り通り過ぎると・・・
「ガバッとな!」
ゴミ捨て場のポリバケツの中から出てくる影の守護者はやて。
まるで一昔前のコントである。
「くそ・・・本気出しおってこれじゃ犯人やん・・・ん?」
ポリバケツ被りながら上を見るとヘリコプターの群れが・・・
「物量作戦かい・・・経費無駄遣いしおって」
ポリバケツの底をくりぬいて移動できるようにし逃走する影の守護者はやて。
余程八神組の責任の数々を負いたくないらしい。
戻ってダグオン世界再び人形劇が再会されると思いきやはやての身体が震えだした。
「どうした?」
「不味い!」
「あああああ・・・・」
とうとうはやての身体が人形劇に耐え切れずに倒れてしまうのだった。
凄まじく具合の悪そうなはやて。
「あれ?部隊長どうしたんですか?」
査察官がはやての顔をのぞこうとすると・・・
ピー!!
「非常事態訓練始め!要救助者の確保おおお!!」
「「えっほえっほ」」
救急隊員に変装した北斗とサイモンが担架を担いで現われると脈を取り始めた。
「脈が弱っている・・・すぐに医務室へ運ぶぞ」
「アイアイサー!」
北斗の指示にサイモンがはやてを担架に載せ医務室まで運んだ。
「このように部隊長はいつ起こるかわからない事件に向けて抜き打ちで非常訓練を始めるのです・・・これにより部隊には緊張で慌てないという習慣が付きました」
「なるほど」
力の誤魔化しを真に受ける査察官。
一方・大地のボロアパート
「ずず・・・孕ましたのはしょうがないとして・・・せめて挨拶してから発覚させやがれ」
「・・・そういう問題かよ」
とりあえずちゃぶ台に座ったゲンヤにお茶を出した大地は冷静な話し合いに持ち込んだ。
「だから誤解だって・・・」
「てめえこの後の及んでしらばっくれる気か!?そんな事信用すると思ってるのか!?」
「じゃあ!俺が孕ました!」
「なぬ!?」
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