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VenusBlood-d×d-
万殺の毒蛇姫
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な男がプリマテスに食って掛かってるけど、行っていい?
それにしても脆い結界ね、解除するのが面倒だから割るわ。
力を入れるのは一瞬この程度の結界なら爪を使うまでも無い、足を開き腰を落すお姉ちゃんが教えてくれた空手の正拳突きの要領で打撃を打ち込むそうするドンと音が響き結界にヒビが入り広がってそして粉々に砕け散る。

「あらケルベロスね、珍しい」
いきなり結界が砕けてあたい達が歩いて来るもんだから皆ポカンと口開けてバカ顔晒してるわ、ケルベロスは私に向かって威嚇してるダメね、躾の成ってない駄犬は。

「援軍か、しかしまさか貴様のような小娘とはな」
「む、失礼ねこう見えてもあたいは立派なレディよ!!」
「まあいい、ついでだ貴様も聞くが良い仕えるべき主を亡くしてまで、おまえたち神の信者と悪魔はよく戦う」
「・・・・・どういうこと?」
ママにそっくりな人が怪訝な顔をしながら堕天使に聞く、そしてたら堕天使が急に笑い出した、無知な奴を笑うようなムカつく笑いかたで。

「フハハ、フハハハハハハハハ!そうだったな!そうだった!おまえたち下々まであれの真相は語られていなかったな!教えてやるよ、先の三つどもえの戦争で四大魔王だけでなく神も死んだのさ」
「っ!?」
「・・・・・」
皆が信じられないような顔を浮かべてるけど。

「それが?」
何を話すかと思えばそんな事なの?あたいの言葉に皆が驚いた顔をしてる、あたいの言った事はそんなに意外?

「小娘、お前は神の死を知ってたのか?」
「そんなの当たり前じゃないエネルゲイアじゃ神が死んだ事なんて当たり前の事、皆知ってるわよ」
「エネルゲイア、あの頭がイカレタ女が治め「ちょっと」ん?」
「アンタ今あたいのママを侮辱したでしょ」
「悪いか?造られた偽りの命を子と思い下らぬ飯事を続ける哀れな「黙れ!!」」
ママを侮辱されて思わず叫んでしまった、きっとあたいの蛇の様な目は瞳孔が開いてるかも。

「アンタの汚い言葉を聞く意味は無いし、アンタは生きる価値も無い、あたい達のママを侮辱した事を悔いながら死ね、ガルム、プリマテス露払いをお願い」
「分かりました、ですが簡単に殺さないでくださいね」
「あのクソ野郎をハチの巣に出来ないのは残念だがお嬢の命令ならしかたねえな、けど頼むぜお嬢」
そう言う2人は笑いながらガルムは狙撃銃を、プリマテスはレイピアと魔法拳銃を構える。ドンドンドン、ザシュザシュ、バンバンバンバン、ガルムが高火力の魔導ライフルが火を噴きケロベロスを肉塊にし、プリマテスが連射に優れる魔導銃を撃ちながらレイピアで切り刻みケルベロスを殺し始める。

「まかせなさい、血祭りにあげてあげる」
「出来損ないの悪魔風情が」
露払いをする2人を背にあいたは爪を構える、コカビエルは光の槍を投げ
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