幻想入り、そして修行
東方変形葉5話「たのしいたのしい・・・宴」
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
見えるが、そうでもない。これなら目をつぶってでもよけられる。ひょいひょいとかわしながら・・・たしか魔理沙っていう名前だったかな。魔理沙の背後へとまわり、
不読「風に舞う桜吹雪」
不規則弾幕をうちまくる。だがこの勝負における、いわゆる“美学”も忘れてはいない。桜をイメージし、俺の周りはピンクの弾幕で埋め尽くされているが、そのほかの空間は動きが予測できない花びらの弾幕が舞っている。
「なんだよこれ!?スペカを発動させる暇もねえ!!」
何とかかわしているようだが、かなり苦労している。一応反則にならないように避けられるようにしておいたのだが・・・
「くっ!吹っ飛べ!!!」
恋符「マスタースパーク」
かなりの威力がありそうな光線が飛んできた。桜吹雪を消しながら。ならば・・・
狂変「皆既月食の紅き月」
恐らくあの光線のスペルカードの弱点は、隙がありすぎるということにある。周りに散布される弾幕でカバーしているのだろうけど、それでも隙はできる。光線をぎりぎりで避けつつ、真っ赤なホーミング弾幕を大量に打ち込む。
「やっぱマスパをうつのは気分がいいぜーってうお!?」
一発だけ被弾したようだ。
「くっ・・・ラストスペルだ!いけえ!」
「ブレイジングスター」
魔理沙が箒に乗って突っ込んできた。これは普通のホーミング弾では魔理沙に当てるのは難しい。なかなか強いスペルカードだ。これで決めるか。
異変「異次元空間の大量発生」
紫のスキマにも似た裂け目が大量に現れ、速度のかなり速い弾幕が魔理沙めがけて飛んでいく。
高速と光速がぶつかりあう。光線に弾幕で対処しようなど、無謀のように見えるが、今は状況が違う。光線の先端には魔理沙がいることだ。普通の弾なら魔理沙にぶつける前に光線の威力でかき消されていくだろう。だが、この弾は威力がものすごく強い。その分難点が多いので、使いどころにも困るスペルカードだが。
「ぐっ!?ぐああああああ!!」
魔理沙は失速し、墜落していく。あ、まずい!急いで魔理沙を受け止める。
気を失っているが、それ以外は何ともないようだ。よかった。
「え?初めての勝負だったの?」
「ああ。何とかなったけど、危なかったな・・・」
あのあと、魔理沙を倒したことによってさらに注目度が上がってしまい、さらに盛り上がってしまった。最後のスペルカードは能力も使ったのでものすごいつかれた。というわけで一時避難。橙がついてきてくれた。
「よし寝よう。」
「寝るの?」
「あ、寝る前に・・・」
「え?・・・ひゃっ」
さっきの人形の件でのお礼に橙のあたまをなでなでする。
「よし、おやすみ。すぅ・・・」
「寝るの早っ!3秒も経たずに寝ちゃった!じ、じゃあ・・・わたしも寝る!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ