第四十三話
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…本当にやるなよ」
「別の方法でジジイ共を潰すから問題ない。なんなら風祭も参加するか」
「うん?何にだ」
「まあ話が長くなるから中で話そう」
「ひさしぶりにお前のコーヒーが飲みたい」
「はいよ、エヴァはどうする」
「私も久しぶりにコーヒーを貰おう」
「リーダはどうする」
「私もよろしいのですか」
「当たり前だ。久しぶりに会った弟子に何のもてなしもせんでどうする」
「ふふっ、ありがとうございます。では私もコーヒーで」
「了解だ。少し待っていると良い」
「中々面白そうじゃないか」
「やっぱりそう思うか」
「これは財閥も一枚噛みたいな」
「なら、材料の方を少し融通を利かせてくれないか。見返りは、そうだなガイノイドの技術を使った義手義足の製図と権利でどうだ」
「それよりは人工筋肉の方が欲しいな」
「ありゃ駄目だ。中の媒体が魔法物質だ」
「ならEXギアみたいな物はないのか」
「ちょっと待てよ、確かこの辺に製図が、おっ、あった。ふむ、これ位なら少し材質を換えれば使えるな。コストが少し高くなるが」
製図を渡して確認してもらう。
「う〜ん、飛ぶ機能は要らないからもう少しコストを減らせないか。大体この位に」
「正確にはこれ位ですね」
「ふむ、翼の分とエンジン部分を削ってもまだ少し高いな。エヴァ、どこを削れば良いと思う」
「何に使うか分からんがとりあえず動力をバッテリーに換えれば出力は落ちるがどうにかなるだろう」
「となるとここも仕様を変更してこんな感じになるな」
「なんかかっこわるいな」
「ならデザインもこう弄ればコストもぴったりだ」
「うん、じゃあこっちの取り分はこれで。次にそっちだけど」
「とりあえずこれ位くれない。そこに書かれてる質量があればどんな物でも良いから」
「量は凄いけど、どんな物でも良いのか?」
「くず鉄だろうがそこら辺の石ころだろうがとりあえずそこに書かれてる分の質量をかき集めてくれれば良い。受け取り場所もそこに書いてある通りだ」
「ふぅ〜ん、分かった。揃い次第連絡を入れればいいのか?」
「ああ、それで頼む」
「分かった。リーダ」
「畏まりました、お嬢様」
リーダが何処かに連絡を入れている。たぶん部下に指示を出しているのだろう。冷めてしまったコーヒーを飲み干す。酸味がキツくなっているな。お代わりを入れ直す。うん、やはり熱いコーヒは旨い。
「当日は顔を見せるのか」
「時間が出来れば来る
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