第四十二話
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今までで」
「15万*11で165万程使ってるな」
それでも安い、軍に適当な新呪文を売りつければこれの10倍強はするからな。
「あんまり気負わなくて良いぞ。これはオレが好きでやってるんだからな」
先程目を反らしたり成績があまり良くない者がいたたまれない気持ちになっているみたいだが言葉の通りの事を思っているからオレは悪くない。どう受け取るかは本人次第だ。
「それでスプリングフィールド先生何枚をどのクラスに賭けるんだ」
「えっと2-Aに10枚でお願いします」
「だとよ朝倉。スプリングフィールド先生もなけなしのお金を賭けてくれているんだ。期待には答えてやれよ。他に何か言っておきたい事が有る者は?居ないならこれでHRは終わりだ」
野菜を連れて職員室に戻ると源先生が封筒を持ってやってきた。
「ネギ先生、学園長先生がこれをあなたにって」
ああ、最終課題か。原作より早いが誤差の範囲内だろう。
さて、野菜はどういう行動をとるか見させてもらうぞ。
「お前ら、オレをそんなに怒らせたいのか」
今、オレの目の前にはバカレンジャーと図書館探検部の2人、それと薬味が正座をしている。全員頭にはトリプルアイスクリーム付きで。
今日はテスト前の金曜日、時間は22時、場所は図書館島前の広場だ。原作と違って英単語野球拳なるものは開催されなかったので油断していたが少し前に木乃香から電話がかかってきたのでここではなく地下1階から地下2階に繋がる階段で待機していたのだ。どこから入ってくるのかは分からなかったが地下1階から地下2階に行く階段は一つしか無い。よってそこで待っていたのだが案の定だった。そして一人ずつ後ろから攫いトリプルアイスクリームをくれてやった。その後全員を引き連れて地上に戻り正座させているのだ。
「質問に答える以外に喋る事は許さんぞ。まず侵入しようとしていたのはお前達で全員だな」
「はい」
「次にここに侵入しようと言い出したのは誰だ」
「私です」
「綾瀬か、一応綾瀬がリーダーだったと判断するが間違いないな」
「はいです」
「目的はなんだ」
「読むだけで賢くなれる本があるという噂が有りましてそれを探そうと思い」
頭が痛い、そして教師としての自信を無くしそうになる。まさか信じるバカがまだ居た事が。
「オレは自分が情けなくなる。まさか魔法の本なんて不確かの物に頼ってテストを乗り切ろうと考
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