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迷子の果てに何を見る
第四十話
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魔力が無くなって喰い尽くされるかもしれんな」

実際、龍宮がヤバい事になったからな。慌ててアリスが仮契約をして魔力供給したおかげで命は助かったが魔族化が一気に進行してしまったので封印を施してやったのはつい先日の話だ。ちなみに龍宮が手に入れたアーティファクトはオレの銃器コレクションの一つだった。
名を『段ボールから狙い撃つぜ』(笑)
ああ、ネタさ。形状は普通の狙撃銃だが、性能は弾は実弾、魔力弾、魔法弾を意思一つで倉庫から直接装填され、ある程度のホーミングも付き、使い手を心理ステルス状態に持ち込む事が出来る優れものだ。オプションで段ボールを召還できる。しかもなにげに硬い。
野菜の白き雷位なら1回だけ受けれる位には硬い。

「一応レムリアインパクトを1回だけならタカミチでも使えるかな?」

「それじゃあ、トラペゾは」

「アレは完成する前に封印した。すごいぞ、途中までしか書いていない設計図が特1種封印指定にされちまった」

「どこの古代兵器ですか!?」

設計図を書いてた途中にあれ、なんかヤバくね?と思いアリアドネーにそれを送ったら封印指定を受けちまったんだよ。久しぶりに吃驚した。

「デモンベインの凄さを再認識した今日この頃だ」

「それを開発してしまうレイトさんの方が凄いと思うんですけどね」

「オレの場合は開発ではなくて模造だな。新しく作るんじゃなくて元からある物を自分で使える様にしてるだけだからな」

「それでも十分人外ですよね」

「人外は迫害される運命にあるが迫害できるもんならしてみろ」

『いや、絶対無理ですから。むしろ人間絶滅のお知らせ』

ですよね〜


こんな感じでバカな話を続けていくのがいつもの風景だ。
まあ、麻帆良を滅ぼしたいのは否定しないよ。それでも知ってる顔には死んで欲しくないので宣戦布告をちゃんとしてから亡命の手伝いくらいはしてやるがな。


side out

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