幻想入り、そして修行
第一章 八雲家と少年
東方変形葉1話「連れてこられた少年」
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れないか?」
「う〜ん、じゃあ、好きな食べ物は?」
橙が質問した。よくある質問だ。
「和菓子だけど、とくに大福かな」
「へ〜」
すごい興味津々に聞いてくれている。いい子だな。
「得意なことは?」
藍が質問した。これもよくあるな質問だな。
「家事かな。たまに人形を作ったりするよ」
「へ〜すごーい!人形をつくれるんだ〜。今度わたしの人形作って〜」
「うんわかった。うまくできないかもしれないけれど」
今度がんばってつくろうっと。・・・いつ?
「好きな異性は?」
紫が質問した。これもよくある・・・いやいやないだろ!
「紫様!なにを聞いているんですか!」
「え〜、だって気になるじゃない」
・・・意外とふざけたい人だった。威厳ある人かと思ったがそうでもないみたいだ。まあその方がいいかな。
「いないよ。好きになったこともない」
「へ〜」
「・・・紫様、そろそろ本題に入った方がよろしいかと」
藍が軌道修正した。ナイス判断だ。
「そうね。じゃあ単刀直入に言うわ」
紫が真面目な顔をして言った。
あなた、もう人間の世界で住んではいけないわ。
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