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転生者物語 in ハイスクールD×D
序章・舞い降りた戦士達
第二話
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Nダガーから命からがら逃げた神居は、町外れにある廃工場に隠れ、投影したマジックアイテムで傷を塞いでいた。

「くそっ・・・あの真っ黒忍者ガンダム!!!」

Nダガーに対する憎しみを露わにする神居。すると、そこへ一人の人影が現れた。

「随分と滑稽な事になっているじゃないか。」

「っ!?貴様は!!!」

神居は影の方を見る。すると、丁度雲が晴れて月明かりがその影を照らす。それは、所々に金色の刺繍が施された白いローブを身につけた金髪の男だった。
この男の名は神奈真(かみな しん)。神居と同じく悪質な神によって生み出された転生者だ。

「何をしに来た。俺を笑いにでも来たのか?」

「いや。お前の手伝いをしてやろうと思ってな。」

「はあ?何を言って・・・まさか、お前も六花が狙いなのか!?」

神居がそう言うと、神奈は首を横に振った。

「いや。私の狙いは十花の方だ。」

「はあ?でもあいつは転生者だぞ。」

「ああ。だが、あっちの方が俺の好み何でな。」

「そうか・・・まあ、確かに俺でも片腕じゃああんな巨大ロボの相手は無理だ。お前の力があれば出来るな。」

「そして、私の力は少々派手で使いにくいが、お前と手を組めば全力で使える。」




十花と六花そしてその母親を病院まで運んだボリスは、病気の駐車場で待機していた。

「間に合っていればいいのだが・・・」

彼は三人とメイと玄の五人を乗せ、サイレンを鳴らして全速力でここに向かった。そして、少し前に到着し、十花と六花の母親は緊急手術を受ける事になったのである。

「ボリス殿。」

そこへ、Nダガーがやって来た。

「あの事件。黒幕は悪質な転生者だったぞ。」

「なるほど。」

「ただ、一つ気になる点が。」

「何だ?」

「奴は姉妹のどちらが転生者か把握している様子だったぞ。」

「何だと!?」

Nダガーの報告にボリスは驚愕した。

「一体、どうやって・・・」

「まだそれについては分からん。それより、例の姉妹は?」

「今、病院の中でメイと玄が詳しい事情を聞きながら、こちらについての説明をしている。」

「そうか。では、彼らにも報告をしなければな。」

そう言って、Nダガーは駐車場から姿を消した。




その頃、病院の一角では玄とメイが十花と六花に自分達の説明をしていた。

「と言う訳じゃ。」

「なるほど。まさか、私以外の転生者が皆そんな奴らだったとはな・・・」

説明を聞いた十花は不安そうだった。

「そう落ち込む事は無い。これからはワシらも一緒じゃからな!」

そんな彼女に玄は励ますように言う。その時、天井裏からNダガーが現れた。

「説
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