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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos22-Bなお深き闇に染まれ、聖夜の天(ソラ)〜Albtraum der Verzweiflung〜
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刀身より放たれたのは衝撃波。それが私のランサーを全弾迎撃した。でも、それがあなたを墜とす最大の隙。アリサが「イジェクティブファイア!」火炎砲撃を発射した。シグナムは“レヴァンティン”を振るった体勢のまま避けることも防ぐことも出来ずに直撃を受けた。
†††Sideフェイト⇒アルフ†††
気が付けばあたし達はアウグスタっていう、“闇の書”の防衛プログラム・ナハトヴァールに潜んでいた昔の主が発動した転移魔法によって分散されてしまった。傍に居るのはクロノ、そして「・・・ザフィーラ」守護騎士ヴォルケンリッターの中で最高の防御力を誇るっていう盾の守護獣が立っていた。素肌が全部真っ黒に染まっていて、目は真っ赤。そんで「GRRRRRR」歯を剥き出しにして唸り声を上げている。戦う気満々だっていうのがよく判る。
念話であたし達の現状を知らせ合って、フェイトとアリサとシグナム、なのはとすずかとヴィータ、あたしとクロノとザフィーラ、そしてルシルとシャマルとアウグスタっていう風に。
「アルフ。止めるぞ、すでにルシリオンの方で戦闘が始まってしまっている」
遠く離れた場所から爆発音がしてる。見ればビルの屋上から粉塵が上がってる。遅れて別のところでフェイト達、なのは達の魔力光が放たれ始めた。戦闘はやっぱり免れない。あたしらもアイツらも好きで戦いたいわけじゃないのにさ。
「・・・あんたも辛いんだよな、ザフィーラ? いいよ、来なよ、共に主に仕える使い魔のよしみだ、無理やり戦わせられないようになるまでボコってやる」
希望を願ってこれまで頑張ってきたのに、最後にこんな酷い結末を与えられてさ。操られて嫌々戦わせられるってんなら、それが出来なくなるまでしてやるのがあたしの役目だろ?
「オオオオオオオオオオッッ!!」
――狼王の鋼鎧――
「行くよ!」
――ブリッツフィスト――
全身を魔力で覆ったザフィーラと、両拳に電撃を纏わせたあたしが同時に踏み込んだ。攻撃範囲内に入った瞬間に互いに右拳を振り被った。体格差では圧倒的に負けちゃいるけど、でもそれがあたしにとっての強みだよ。
繰り出されたザフィーラの右拳を、柔軟な動きの出来るこのスマートな体格を活かして避けて懐に飛び込む。そして「おらぁぁぁぁ!!」スタン効果のある電撃のパンチをザフィーラの腹へと打ち込む。けど、「痛っ・・・!」まるで鋼を殴ったような衝撃が伝わって来た。
「(本当に堅いね・・!)うおおおおおおおお!!」
ザフィーラの腹や胸を連続で殴りつける。その間ザフィーラは棒立ちで、まるでわざと受けているみたいだ。そいつはつまり「あたしの攻撃は問題ないってかい!?」最後に電撃じゃなくてバリアブレイクを乗せた拳を叩きつけてやる。それでも「堅い・・!」突破できな
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