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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
終結
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叫んだ。

「ダメッ!! パパ逃げて!!」

「なに? づッ!?」

 ヴィヴィオが言った瞬間、彼女の声に反して拳が放たれ、聖の肩口に強い衝撃が走った。

「聖くん! ヴィヴィオ!!」

「来るななのは! ……そうか、自己防衛モード」

「自己防衛モード?」

「ああ。聖王が戦意を喪失した場合、その聖王はゆりかごの制御下に置かれるんだ。そして、自己防衛プログラムが聖王に出す命令は唯一つだ。『侵入者の抹殺』」

 聖の後ろでなのはが息を呑む音が聞こえた。ヴィヴィオは涙を流しながら二人に首を振った。

「そうだよ……だから二人とも逃げて……! これ以上二人を傷つけたくないよ!」

 ヴィヴィオの悲痛な叫びになのはも瞳を潤ませる。しかし、聖の瞳はまだあきらめてはいない。

「私がなのはママ……ううん、なのはさんや聖さんに懐いたのは『傍にいて力を学習させてくれる人』だったからなんだよ……。この聖王の鎧がそうさせたんだよ! だから私は……存在しちゃいけない子なんだよ!! 私ごとこのゆりかごを破壊すればすべてが終わるんだよ!!」

「ふざけんじゃねぇ!!」

 ヴィヴィオの叫びに対し、聖がその双眸に僅かに涙をためながら恫喝した。

「お前が存在しちゃいけないだと!? それ以上ふざけたことぬかしたらぶん殴るぞヴィヴィオ!! いいかヴィヴィオ、声を大にして言ってやるよ。お前には生きる意味しかねぇ!! 聖王のクローンで存在しちゃいけねぇなら俺だってそうだろうが!」

「で、でも! 私は二人を利用して……」

「だからなんだ! 第一お前がただ単に俺たちを利用したって言うんなら、俺と戦ってるときに涙なんかながさねぇだろ!!」

 その言葉にヴィヴィオがハッとした様に顔を上げた。聖はそんなヴィヴィオをまっすぐ見据えて今度は打って変って優しげな声で告げた。

「ヴィヴィオ、お前は存在していいんだ。俺たちにはお前が必要だ。……だってよ、お前は俺たちの子供じゃねぇか。自分の子供を守ってやれないほうがずっとずっと辛いんだ」

「そうだよ、ヴィヴィオ。貴女は私やフェイトちゃん、聖くんの大切な子供なんだから」

「パパ……、なのはママ」

 ヴィヴィオは瞳から大粒の涙を流しながら二人を見つめた。その様子を見た聖となのはは互いに頷き合うと、聖がヴィヴィオに告げた。

「ヴィヴィオ、お前を助けるためにちょっとだけ痛い事をする。我慢できるか?」

「……うん、出来るよ……! だってパパの娘だもん……!」

「いい子だ。……いけるかなのは?」

「うん!」

 なのはは頷くと、ヴィヴィオの体にレストリクトロックを仕掛ける。ヴィヴィオは一瞬痛そうな表情をするが、声を上げずに耐えた。

 しかし、彼
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