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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 9 カガリ・ユラ・アスハ 4
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自分の意思を通せない事を指していることを…」
カガリ「もういい!!私は…私は一体、今まで何をやってきたんだ…アヤカ。他の首長達が私を無能だと知りつつ、私を廃さなかった理由は何だ?」
アヤカ「…あなたの容姿と飾らない性格は客寄せパンダには持ってこいだからだよ。お兄様達では無理だからね、あなたと同じ事は」
敬語ではない、彼女の素の言葉遣いで言われる言葉には不思議と腹が立たなかった。
カガリ「…よくもまあ、元がつくとはいえ国家元首にそこまで言ってくれたな」
カガリの声が低音を帯びた。
アヤカ「殴られるのは嫌なんだけど?」
カガリ「心配するな。事実を言われても今更腹は立たん。それに、客寄せパンダ程度の役にはたっていたと分かって、ホッとしている」
アヤカ「そっか…」
カガリ「私は…間違えてしまったんだな…もっともっとよく考えていればこんなことには…」
アヤカ「本当に反省してるなら出所して、代表に返り咲いてから活かしてね」
カガリ「え?」
アヤカ「知っての通り、まだオーブにはあなたを慕っている人は沢山いる。あなたにはまだまだ客寄せパンダをしてもらわないと困るの…それに反省してるならそれを証明して。勉強なら私や他の皆が教えてあげるから」
カガリ「…うん……」
カガリの瞳から一滴の涙が零れ落ちる。
まるで過去の弱い自分を洗い流すかのように。
きっと明日からのカガリは今まで以上に光り輝くのだろう。
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