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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 6 カガリ・ユラ・アスハ
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それに怯え、後退する。
シン「だから俺はもう、あんた達を信じない!!あんた達の言葉なんか信じない!!そんなあんた達の言う理想とかってのも信じない!!この国の正義を貫くって…綺麗事並べて自己満足して…あんた達はあの時、自分達のその言葉で誰が死ぬことになるのかちゃんと考えてたのかよ!!あんた達に…あんた達なんかに今のあの人を否定する資格なんかない!!」
そう吐き捨ててシンは談話室を後にする。
他のクルーもシンを追うように談話室を後にした。
メイリン「あ、あの…」
赤い髪の少女が私達に話し掛けて来る。
キラ「何…かな?」
メイリン「アレックスさん…いえ、アスランさんのことなんですけど…アスランさん記憶喪失なんです」
カガリ「え…?」
記憶喪失…?
メイリン「その…アスランさん、オーブで酷い目に遭ってそのせいで…あ、よくは知らないんです。ごめんなさい」
赤い髪の少女はこの場を後にした。
その後、私達は部屋に戻り、赤い髪の少女の言葉を思い出していた。
記憶喪失…。
過去のことを全て忘れている。
私のことも忘れている。
そんなことあってはならない!
アスランがいるべき場所はザフトなんかじゃない!!
オーブであり私の隣なんだ!!
キラはユニウスセブンの破砕を手伝いたいと行ってきたが民間人にMSを乗せるわけにはいかないと断られてしまったらしい。
私達はブリッジに行き、破砕作業を見守る。
妨害もあったが、アスランやシン達、イザーク達のおかげで被害は格段に小さくなった。
議長や艦長がボルテールに移るように言うが、アスランがまだ戻って来ない。
あいつをオーブに戻らせなきゃいけないんだ。
私は議長と艦長の申し出を断る。
そして地球に降下したミネルバの甲板でアスランの姿を見つけた。
ヴィーノ「太平洋って言うんだろ?うわー、でっけー」
ヨウラン「ヴィーノ!!そんな呑気なこと言ってられる場合かよ。どうしてそうなんだ、お前は」
ヴィーノ「人のこと言えるのかよ、ヨウラン」
ルナマリア「でもイメージと違うなあ。テレビや写真の海って、もっと鮮やかな青じゃなかった?」
アレックス「それは空の色だ。海の青は、空の青を写しているんだ。だから空が晴れていない時は、海の色も濁って見える」
レイ「…確かにあのような空も見たことはありませんね…
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