暁 〜小説投稿サイト〜
なのはさんがデュエルアカデミアに入学したようです
第二話
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じゃなかったのかい?』

主人の敗北に納得がいかないと不満を漏らすアルフ

「…あのカードは違う…確かに普通のカードじゃないけど…あれは…違う」

『そーかい?凄そうなドラゴンだったけど』

『光と闇の竜』

「あれは…脱け殻…のような感じだった…あのカード自体に『精霊』の力は殆ど感じなかった」

だから、攻撃宣言の時に、ためらい迷い
自身の『切り札』を出すことが出来なかった

今回は様子見、だから別にいい

「だけど…次は貴方の力を借りる『バルディッシュ』」

「フェイト…」

フェイトが手にした一枚のカード
彼女の『切り札』が放つ闇の波動を感じながら
アルフは気遣わしげな視線を主に向けた




そして数日後


「今日は新しいお友達を紹介するノーネ」

「フェイト・テスタロッサといいます…よろしく」

一礼し、指示された席に向かう

その途中アリサ・バニングスと視線があった
得意気なその視線を無視する
…自分がその気になれば負けてた癖に
だが、彼女に感謝していない訳ではない
アリサとのデュエルでこのアカデミアが随分と低レベルな場所であることが理解できたからだ
これだけのデュエリストが集まる場所であれば『精霊のカード』も容易く見つけ、収集することが出来る
絶好の狩り場と言えるだろう

「私、高町なのは!よろしくねフェイトちゃん!」

「…………………」

隣の席の少女の挨拶を無視する
どうせ、短い付き合いなのだ、そんなものに関わる必要などない

「にゃ…にゃははは…」

(待ってて…母さん…)

母との約束の為、すぐにでもこの学園の『精霊』を
狩り尽くして見せる…!






数時間後


トリシュ トリシュ トリシュ

すずか「何かありますか?」

フェイト「……………」


…計画変更
暫く様子を見ることにしよう
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