暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜進化する勇気〜
第二十五話
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
そんなこんなでリアス先輩達はオーディンのおっちゃんの護衛にまた就いたらしい。

俺たちが先頭を切り、オーディンのおっちゃん達がその後ろに来ている。

リアス先輩達はそのオーディンのおっちゃんが乗っている馬車を護衛している。

正直に言おう、足手まといになる可能性が極めて高い。

ソーナ会長にこの事を報告すると

「無事に、帰ってきてくださいね…」

と、一言いただいた。

これは負ける訳にはいかない理由が出来たねっ!

すると前方の歪み、大きな穴が開いていく。そこから姿を現したのは―――悪神ロキと巨大な灰色の狼、フェンリルだった。

「それじゃあ、行きますか」

「うん!」

「はいにゃ!」

「はい!」

「はい!」

「おう!」

前方に出ていた俺とヴァーリ達は一斉に戦闘態勢に入る。

「イッセー、無茶はするなよ?」

「イッセー君、帰ってきてね…」

イリナとゼノヴィアに見送られ俺たちはロキに立ち向かう。

「ふははは!こんなに気分が高揚するのは世界終末の日(ハルマゲドン)以来だよ!兵藤一誠!」

そう言うとロキは剣を取り出し、俺に斬りかかってくる。

俺は瞬時にソルブレイブを具現化するとロキの剣を受け止める。

するとロキの側にいたフェンリル達がヴァーリ達に襲いかかる。

「神を殺す牙。それを持つ我が僕フェンリル!一度でも噛まれればたちまち滅びをもたらすぞ!お前たちがこの獣に勝てると言うのならばかかってくるがいいッ!」

「だったら私たちが相手をするわ!」

そう言ってフェンリル達の前に躍り出たのはヴァーリ達である。

「ほぅ?白龍皇が相手か。相手にとって不足はない!さあ、我が子らよ、その牙を以て滅びをもたらせ!」

フェンリルと戦うヴァーリ達。大丈夫だろうか…?

まあ、他人の心配している暇はないのだが……。

「さあ、これで邪魔者はいなくなったぞ。存分に殺り合おうではないか!」

「そんなのは御免被る!!」

俺はロキの振るってきた剣を弾いて、能力を発動する。

大爆発(ブロックバスター)!!」

「ぐはぁ!……くくく、さすがは兵藤一誠だ、我に傷を負わせるとは……」

傷を負うって……小さな火傷程度しかなってないじゃん……それを傷を負うとは言わないよ。

「きゃああああああ!」

俺はヴァーリの悲鳴を聞いてその方向を見る。そこにはフェンリルに噛みつかれているヴァーリの姿があった。

「っ!ヴァーリ!」

「ふははは!まずは白龍皇を噛み砕いたぞ!……兵藤一誠?」

俺が気づいているとフェンリルの頭を掴んでいた。

「その牙を離せ」

「……………グ…………ガ……………」

「後
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ