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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire final 誓い
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。確か…“友情のテーマ”だったよな?とびっきりの演奏をありがとう」
懐かしそうに目を閉じてその音に聴き入るアレックス。
かつての自分達のために作曲した“友情のテーマ”
気のせいか優しい彼の声が聞こえた。
ニコル『はい、またとびっきりの演奏をお聞かせしますよアスラン、ナオト…』
ナオト「っ!ニコル…?」
ナオトは思わず振り向いた。
今のは間違いなくニコルの声だった。
レイ「…ニコル・アマルフィ」
アレックス「ニコルを知っているのか?」
レイ「俺がピアノを始めたのも…偶然聴いた彼の音が始まりです」
アレックス「そうか…」
ナオト「アレックス…?」
ステラ「…?」
アレックス「…ニコル」
未熟だった当時の自分を思い出す。
あの頃と比べて自分は前に進めただろうか?
進みたいと思う。
隣にいる彼女と共に。
アレックス「思いもよらないもんだな、人生は。だけど、後悔だけは絶対にしない。誰でもないこの俺が決めたんだからな。だから…見守っててくれ…ニコル。さあ、帰ろう!!」
シン、ルナマリア「「はい!!」」
ステラ、クレア「「うん」」
レイ「はい…」
ハイネ「おう」
ナオト「帰ろうプラントに」
アレックス達はプラントに戻るべく、手配したシャトルの元に向かうのだった。
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