10話
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のか、そんな早く骨折が治るはずがない!」
「馬鹿にしてる気も嘘をついているわけでもないんだかなぁ…まぁ、俺にまともなダメージを入れたんだから答えるよう。」
皆が姿勢を正し話を聞く体制に入る。
「俺が並外れたパワーや回復力を持っているのは俺がエクステンデット(改造人間)だからだ」
「「「!」」」
「改造人間って仮面ラ○ダーとかの改造人間でええんか?」
「その改造人間であってる。仮○ライダーと違って変身は出来ないけどな。その変わり、人外の腕力と異常な回復力を持っている」
「医者としては、にわかには信じられない話ですね。拒絶反応は起こらなかったのですか?」
「それは俺の持つアブノーマルが解決してくれた」
「アブノーマル?」
「この世には三種類の人間がいるという考え方がある。一般人と言われるノーマル。俗に言う天才と呼ばれるスペシャル。他人には決して真似できない異常特化した能力を持つアブノーマル」
「特化した能力…ですか?」
「俊敏すぎる反射神経や 異常な分析力、無意識に周囲の感情を読み取る感受性、自ら髪を自在に動かせる人体操作、人体の改造に特化した改造技術、電磁波を操り他人の頭の中に介入できる能力などがある」
「…デタラメだな」
「俺もそう思うよ。そして俺が持つアブノーマルは<<人体の異常な適応力>>だ」
「適応力?」
「分かりやすく言えば、他の人間が拒絶反応を起こすような改造を身体に行なっても俺はその変化に適応できるということだ」
「なるほど」
納得はできないが理解はできたような反応を皆が示す。
「アブノーマルのほとんどが生まれつきの能力であることがほとんどだが、後天的に身に付く場合もある。因みに俺は後天性のアブノーマルだ」
「アブノーマルの能力はその人間のみが持つこと許された能力だ。どんなことをしても他人が覚えることはできない」
「…それはクローン…でも?」
「無理だろうな。精神が能力を形作っていることも多い。身体が同じでも中身が違えばそれだけで能力は備わらないからやるだけ無駄だな」
「本当にその人だけの能力ね」
説明が終わる。
「改造人間か三河君が強いのも納得ね。医者としては複雑だけどね」
「あたしとしては少しずるい気もするな」
「にゃはは、確かに」
「そう?僕としては強くなる方法は人それぞれだと思うけど」
夕の強さの秘密にはそれぞれ思うことがあるようだ。
「三河、君の能力の分かった。それなら君に改造を行った人物がいるはずだ。その人物は誰だ?………ジェイル・スカリエッティか?」
「ジェイル・スカリエッティ!?。そうなの三河」
クロノ提督の予想にフェイトは強い反応を示す。 他の皆も次元犯罪者の名前が出たせいか、空気が重くなる。とうの本人は
「………
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