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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 5 祭
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メイリンは現在、大通りにいた。
フランクフルトを小腹にいれて、大通りを歩くこと数分。
ん…?
あれはステラさん?

メイリン「ステラさん、こんばんは!!」

ステラ「あ、メイリン。これシンが取ってくれたの…」

ステラさんが私の目の前に差し出したビニール袋にはぎっしりと金魚が入っていた。
…う……ちょっと気味悪い。

メイリン「あ、あはは…それ、シンに貰ったの?」

ステラ「うん…シン、金魚掬い上手…」

メイリン「へえ…」

すると背後から轟音と爆風が押し寄せる。

ヴィーノ「シ〜ン!!頼まれた物持ってきたぞ〜!!」

何故かデスティニーに乗っているヴィーノ。
というかMSに乗れたんだ…。

ヴィーノ「戦うまではいかないけど動かすくらいならね」

メイリン「人の思考を読まないで!!」

シン「遅いぞヴィーノ!!」

ヴィーノ「これでも急いで来たんだけど…」

シン「まあいいか、サンキューヴィーノ。さあステラ行こうか」

ステラ「うん…」

メイリン「ちょ、ちょっと待て〜い!!何でデスティニーなんか持って来させたの!!?」

シン「あ、メイリンいたのか」

…殴りたくなる衝動を抑えて、努めて冷静に。

メイリン「…いるのよ、で、そのデスティニーはなんなの?」

シン「ん?ああ、ステラが花火の近くに行きたいって言うからFAITH権限を利用してヴィーノにデスティニーを持って来させたんだ。簡単な操作ならヴィーノにも出来るからな」

ステラ「花火…近くで見たい」

メイリン「FAITH権限の濫用……」

シン「よし、さあ行こうステラ!!」

ステラ「うん…」

シン「シン・アスカ、デスティニー。行きます!!」

花火が咲き乱れる夜空に向かって飛び立つデスティニー。

メイリン「もう知らない!!デスティニー発進どうぞぉーーーー!!!!!!」

…私の渾身の叫びも花火の音に掻き消された。








































そして私はヴィーノと一緒に祭りを見て回った。

ヴィーノ「メイリン、欲しい物があったら奢るよ」

メイリン「え?いいの?」

ヴィーノ「いいのいいの、たまにはカッコつけさせてくれよ」

今回のヴィーノは太っ腹。
じゃあ好意に甘えて何にしようかな?
すると背後から…。

ヨウラン「ようヴィーノ、メイリン。」

ヴィーノ「ヨウラン、どうしたんだよ?」

ヨウラン「いやな、向こうでラクス・クラインの物真似コンテストがあってな、優勝するとあの衣装が貰えるんで
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