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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 5 祭
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オトさんに聞けば?じゃあ私は先に行ってるわよ」

メイリン「え!?待ってよお姉ちゃん!!」

先に行こうとするお姉ちゃんを行かせまいと手を伸ばすが、躓いて床に情熱的なキスをするのとお姉ちゃんが出ていくのはほぼ同時だった。
うぅ…痛い…どこの世界に妹を放っていく姉がいるのよお!!
仕方ないからネットで調べてみたけどさっぱり。
仕方ないから誰かに着せてもらおう。








































クレア「それで僕の所に着たの?」

メイリンに浴衣を着せながら呆れたように言うクレア。

メイリン「だってえ…お姉ちゃん、私を放って行っちゃったんだもん…」

クレア「はいはい…」

メイリン「それにしてもクレアさんって髪サラサラですよね。どういう手入れしてるんですか?」

クレア「手入れ…って言われても、シャンプーして髪を乾かしてある程度整えたらそれで終わり」

メイリン「ええ!?それだけなのにそんなに綺麗な髪なんて…いいなあ…私なんてセットに1時間かかるのに…」

クレア「長っ!?ま、まあ頑張って…はいこれで終わり……あ、あれ?」

メイリン「どうしたのクレアさん?」

クレア「え?な、何でもないよ。さあ、着付けは終わったよ」

初めての浴衣…。
何か服を着てないような感じで少し恥ずかしい…。
手始めに一回転。
流石クレアさん、可愛い。

メイリン「あ!!」

クレア「な、何!?」

私がよろめいた途端クレアさんがビクッとした。
何だろ?

メイリン「ごめんなさい、ちょっとバランス崩しちゃって」

クレア「そ、そう…じゃあ行ってきなよ」

クレアさんが私にそう言った次の瞬間、ブザーが鳴る。

クレア「誰?」

クレアさんが対応に出ると…。

レイ「俺だ」

扉が開き浴衣姿のレイが入って来た。
そしてレイは私を見ると少し目を見開いた。
何で?

クレア「レイ?どうしたの?」

レイ「…いや、一緒に祭りに行こうと誘いに来たんだが……」

クレア「え!?ぼ、僕と?本当に?」

レイ「ああ」

やったねクレアさん!!
あ、私完全に邪魔者だ。
退散退散。
私はクレアさんの部屋からそそくさと退散した。

レイ「…クレア」

クレア「何?」

レイ「メイリンの浴衣…死装束になっていなかったか?」

クレア「エエ〜?気ノセイダヨ〜」














































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