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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 5 祭
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シンが向こうにある射的を指差す。

ナオト「そうか…ありがとうシン。ステラもまたね」

ステラ「うん…シン、もっと金魚欲しい…」

シン「よし、ならこの店の金魚を全部取ってやるよ」

「兄ちゃん、勘弁してくれよ〜…」









































射的屋に向かうとシンの言う通りアレックスがいた。

ナオト「やっと見つけた!!」

アレックス「うわあ!?」

驚いた拍子に引き金を引き、弾は見当違いの場所に向かう。

「はい、ハズレね」

アレックス「ナオト!?」

ナオト「どうして私を置いていったの?」

アレックス「え?あ、いや…俺は祭りが好きだからつい…」

ナオト「もう!!」

アレックス「(射的が下手だから、練習してナオトにいいところを見せようとしてたなんて言えるわけないじゃないか!!)ナオト…浴衣、似合ってるよ」

ナオト「え?そ、そう?ありがとう」

ナオトは自分の顔が真っ赤になるのが分かった。

「兄ちゃん、客が待ってるんだけどよぉ、イチャつくなら外行ってくれねぇかい?」

アレックス「え?」

ナオト「…あ」

後ろを向くと客がこちらに注目していた。

アレックス「す、すみません!!すぐ出ます」











































アレックス「ナオト…」

ナオト「何?」

神社の境内で飲み物を飲みながらゆっくり寛いでいたところにアレックスが話し掛けて来る。

アレックス「今日は誘わなくてすまない…」

ナオト「もういいよ、来年は誘ってね」

アレックス「了解した」

アレックスが頷いた途端に花火が打ち上げられる。

ナオト「あ、花火…綺麗…」

アレックス「ああ、そうだな…」

最後の花火も終わり、店に活気が少しずつ消えていく。

ナオト「いつの日か、毎日こういう穏やかな日が続けばいいのにね」

アレックス「そうだな。そしてそうするのが俺達の仕事だ」

ナオト「うん」

アレックス「帰ろう」

2人は手を繋いでミネルバまで歩きだす。
彼らの夏祭りはこうして幕を閉じた。









































その他サイド。

メイリン「お姉ちゃん、これどうやって着るの?」

ルナマリア「そういうのはナ
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