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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
ゲコ太

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「そんなに買って大丈夫か?」
アイアンはサウザスが大量に待っている紙袋を見ながら言う。
「しょうがねぇだろ、買っちまったんだから。」
サウザスが両手一杯に持っている紙袋
これ全部、漫画である。
「何でそんなに買ったんだ?」
「お前、知らねーのか!」
サウザスは紙袋の中に入っている漫画を一冊取り出しページをめくる。
そこには何やらストラップの様な物が付いていた。
どうやら漫画に付いている付録のようだ。この漫画の数と同じ位、ストラップが有るのだろう。
「そんなに買って何になる?」
同じストラップ何て一つでいいだろうに、そう呟くと
「はー!?」
「お前、知らねのか!?」
どうやらこの口ぶりからして
この世界では有名な何かのキャラクターなのだろう。それを知らないアイアンにサウザスは問答無用の罵倒を
浴びせ始める。
「お前、ゲコ太知らねぇの!?」
「人生半分無駄にしてんな、いや、人生損してんな!」
「そんなんも知らねえからお前はモテねんだよ!」
「馬鹿なのか死ぬのか!?」
「す、すまん。」
何故、謝らなければ分からないが
温厚な吸血鬼ランキング10に入るアイアンは何故か知らないが謝ってしまう。

これが原因でこの後、不幸な事が舞い降りる。
それをまだ吸血鬼達は知らない、
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