プロローグ
[2/2]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
つまり、今の俺は妹がいたからこそ成り立っているんだ。いや、そりゃ母さんにも助けてもらったけどさ、俺の目的を見つけてくれたのは、妹なんだ。
俺は歌うのが一番好きだ。それを教えてくれて、それを楽しませてくれたのは妹なんだよ。
今、俺は毎日が楽しい。面倒な事とか大変な事だってあるけど、それでも「生きてて良かった」って思える。あの時の俺はもういない。
少しだけ聞いてほしい。妹が掲げ、ただそれに着いて行くだけの兄の、情けない話を。
俺の妹は、世界で一番ピアノが上手いって話をさ。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ