暁 〜小説投稿サイト〜
スマッシュブラザーズ ~シロウサギの物語~
出会い ~創造神とシロウサギ~

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
「ここ…どこだろう…?」
そう不安げな声をあげたのは、ウサギの少年 ラビット・サマー。
目が覚めた時突然ここにいたので、ここがどこなのかわからないのである。あたりは真っ暗で何も見えない。決して目を閉じているわけではないし、しっかり意識もあるからまだ寝ているはずもない。何かないかあたりを探しても何もない。唯一言えるのは自分の周りだけがわずかに白く光っている、ということだけ。


「気づいたか?」
今まで何も聞こえなかったのに、急に自分意外の声が空間に響いた。
「うわぁ!?」 思わずびっくりして右耳がたった。いつも急な感情変化によって、垂れている右耳がピンと立つのだ。これも一応個性と言える。
ラビットは周りを見回した。そしたら、自分意外何もいなかったこの空間に大きな右手袋が現れたのだ。きっと、さっきの声の主はあの手袋だろうそう思った。 ラビットは少し警戒しながらも、右手袋にさまざまな疑問をぶつけた。
「君は誰?」
「私はマスターハンド。『この世界』を創った創造神だ。」
神様…?
「じゃあここは?」
マスター「ここは私の創ったイメージ空間だ、一時的なものだが。」
イメージ空間か…。
「じゃあ僕をどうしてここに連れて来たの?」
マスター「それは……世界の危機だからだ。」
世界の危機 …って
「えぇ!?」
マスター「詳しいこと今から教えてやる。」

「少し納得しないけど…わかった、教えて!」

僕がそう答えたら、マスターハンドは静かに喋り始めた…。

~続く~
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ