8話
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れは特殊な歩法で素早く動いただけです。訓練次第で誰でも収得できる技術ですよ」
「しかし、「クロノ提督貴方逹、管理世界の人間は管理外世界の人間を舐め過ぎなんですよ。それに忘れてませんか俺はアルゴを倒したんですよ」っ!」
「別にリンカーコアなんて無くても魔法使いを圧倒できる人間は管理外世界います。魔法を絶対視するのは構いませんがそれで盲目してるようでは底をしれますよ」
「お兄ちゃん、次は私がいくよ」
「フェイト…いいのか?」
「うん。私もどこかで魔法を絶対視していのかもしれない。目を覚ますのにいい機会だと思うんだ。」
「…わかった」
「フェイトちゃん気をつけてな」
「三河君はお父さんやお兄ちゃん並みかもしれないよ」
「フェイト無理はするな」
「うん。そういうことだから三河!次は私が相手だけどいい?」
「問題ない。合図はそちらで出してくれ」
「うん。お兄ちゃんお願い」
今度はハラウオンと結界内で対峙する。
「三河。バリアジャケットを来てくれないかな、そっちほうが全力でやれるから」
「…了解だ」
夕はバリアジャケットを装着する。服装に大きな変化はないが手の甲から肘までの前面覆うアームプロテクターと膝下から足首の上まで覆うレッグプロテクターが現れる。
「これでいいなら始めてくれ」
「うん、ありがとう……お兄ちゃん!」
「試合開始だ!」
俺は試合開始と共に当たらない距離にいるハラウオンに拳を放つ。ハラウオンは一瞬だけ惚けたがすぐに危険を察知してその場を離れる。ハラウオンがいた場所に何が当たったような音が響く。
「(なにかが当たった音?)」
「今のは空気を乱して乱れた空気を殴って飛ばしただけだ」
「空気を乱した!その手甲に刻まれた龍の模様!」
「ご名答、この模様は空気を乱すように計算された模様なんだ。続けるぞ」
フェイトは高速で動いて背後からデバイスを振り下ろす。夕は即座に反応し振り返りもしないで攻撃を止める。防がれたフェイトも怯むことなく怒濤の連続攻撃を続ける。
「そこ…」
夕は全ての攻撃を捌いてフェイトに一撃を放つ。攻撃はデバイスに命中し、その重さでフェイトは空中で数メートル後退させられる。
「(一撃がとてつもなく重い)強いね三河」
「鍛えてるからな弱いと自分の生き方すら決められないこともあるからな」
「生き方?」
「悪い。あんたには関係ない話だったな。再開だ!」
夕はバリアジャケットの手甲に刻まれた複雑な模様で空気を乱し、それを利用して空気の塊を打ち出す。 フェイトは目に見えない空気の塊をその場から離れることで回避する。
「(今までに戦ったことないタイプの相手だけど楽しいなぁ)」
バトルジャンキー化が地味に進んでいるフェイトであった。
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