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Fate/EXTRA IN 衛宮士郎
黒と緑の攻防
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。こ、壊れたのか?

「本来私のキャラではないが言わせてもらおう…………………まさかこのセリフわたしがいうとはな………」

アーチャーは右腕を振り上げると

「お、おい!?早まるな!!」

「マスター……殴っ血KILL!!」

あのあかいあくまが怒った時に使うあのセリフを聞こえたとおもったら、アーチャーは右腕振り抜く。
すると、顎に衝撃がはしり、目の前に真っ白に気を失った。

アーチャーサイド

「ったく、この男は………」

脳震盪を起こしたのか、気絶したマスターを見下ろしながらため息をつく。
この男は、パートナーである凛やセイバーがいないせいか、少しだけ開放的になってるな。恐らく、日頃から抑制されている生活を送っているからだろう。

(日頃からどんな生活ををしてたのやら)

そういえば、こいつは先ほど夢とかなんとかほざいていたが、私も最近ある夢を見る。遠い昔に、在住していたロンドンでセイバー、凛の2人と一緒に生活している夢。
それは私の覚えている記憶にはないもの。私が衛宮士郎をマスターと認めた途端、こいつの体験したことが夢が流れ込んできたのだろう。
ということは

「……………私の記憶も見られたということか」

やれやれ、見られても別に構わんが、やはり腹が立つな。鞘と言っていたがセイバーの……………ん?

(そういえば、この男はあれを扱えるのか?)

チラリと床で気絶しているマスターを見るが………………問いただすのはやめておこう。不確定要素に頼るほど現状は悪くはない。

(それにあれは…………)

彼女(セイバー)(エミヤシロウ)が分かり合えた証。そうやすやすと使われるとは不愉快で仕方が無い。

「ふん!」

「ぐぅえっ!?」

先ほどの仕返しの意味も込めて、鳩尾にトゥーキックを放ち、叩き起こす。











































「なあ、アーチャー。頭と腹が痛いんだけど?それに朝の記憶が曖昧で、俺は床なんかに寝ていたんだ?」

『私は知らん。それよりも早く行くぞ』

部屋を出た俺たちは購買へと向かっている。理由は昨日試したコードキャストに使う礼装を買うためだ。
あれから購買に一回も行ってないので、何か新しいものがあるかもしれない。そして、購買にたどり着くと早速品物を確認する。

「へぇ〜色々と増えてるな」

案の定、購買の品物がいろいろと増えていた。その中で礼装と思われるものを幾つか買い、購買を後にする。

『さて、次はどうする?マスター』

(ラニとの約束があるから三階だ)

昨日の約束の通り、
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