暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
最後の戦〜
[8/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
見てアスナが笑う。



「では、この通信機はお借りしますね」
ジェイドが三つ取り、アニスとガイに渡す。

「わたしらも持っとく?」

「持っていた方が便利だよ、はやて」

「せやな」

「はい、二人とも」

そんな感じで将と副将全員に通信機が行き渡る。

「装着したあとに下側を押すと他の通信機に。上側なら本陣に通話出来ます。指二本で押せば両方です!」


「オッケー、分かった」

「じゃあみんな部隊に戻ろう」



俺は戻る途中・・・呉のメンバーと話す。

「なんだか懐かしいですね・・・」

「ああ、そうだな」

明命の言葉に思春が答える。

「そうじゃのう。お主達がいない間は大変じゃったわい」

「蓮華様なんて、1日に一回は亮さんの名前を呼んでましたよ〜?」


「の、穏!?聞いてたの!?」

「はい〜♪」

「あはは、蓮華様は一途ですね」

「そういう春鈴はよく思春と亮の部屋によく入ってたよね」

「しゃ、小蓮様・・・何でそれ言いますかね・・・」

「また何で俺や思春の部屋に?」

「・・・何となく、です。亮様たちがいるんじゃないか・・・ってふと思っちゃいまして」

「・・・そうか」

思春が俯く。俺は空気を変えようと話題を変える。

「とにかく、この戦に勝とう。・・・それとさ、終わったらみんなに話したい事もあるし」

「みんなにですか〜?」

「ああ。伝えたい・・・大事なこと」

「ほう、なら頑張らねばな」

「私たちなら勝てますよ。ね、思春?」


「・・・ああ、そうだな」

ピピッ

『私を忘れないでください・・・私だって頑張りますから』

本陣に残っていた亞莎から通信が来た。・・・確かに性能いいなこれ。

「お姉ちゃん、頑張ろうね」

「ええ、孫呉の力を思い知らせてあげるわ」

そんな会話をしながらも俺達は自然に気持ちを切り替えていった・・・































咲〜


「む、そう言えば詠、お前は本陣に行かないのか?」

華雄が聞くと詠が答える。

「ああ、ボクは今回前線に出るから」

「・・・まさかなんやけど、その腰に付けとる剣は・・・」

「使うから付けてんのよ。それ以外に利用方法があるの?」

「詠!貴様戦えたのか!?」

「違う世界に跳ばされてからよ。けど、アンタ達とも互角に戦えるんじゃない?」

「なんやて!?だったら早速・・・」

「霞、これから戦だっつの」

「・・・後で、いくらでも出来る」

「そうなのです!今は勝つこと
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ