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真似と開閉と世界旅行
最後の戦〜
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「・・・だね」

「以上です」

「呼ばれなかった者は自由に戦っても構わない。ただし、時と場合は選んでもらうが」

「・・・」

蓮華がちらりと霊夢達を見る。

「また、シィ、剛鬼、リョウコウ達も同様だ」

「そして、更に呉の部隊を編成します。甘寧隊の副将、大澤並びに凌統を解任します」

「「え?」」

「新たに“大澤隊”を組み、副将を周泰に任命します。周泰隊は凌統が将を務め、凌統隊に名前を変更します」

俺が・・・将。


「また、蜀の皆さんの編成は北郷様達が行なって構いません」

「わかった」


一刀と桃香が頷くと蓮華が口を開く。

「では、将、並びに副将に選ばれた者は今から指定された位置に向かってもらう。そこには既にこのことを通達した部隊の兵達がいる。自分の手足ともなる者たちだ・・・明日の戦の為にも、しっかりと名乗っておけ」

一刀が蓮華に一声かけてから咲に話す。

「咲、お前の部隊も連れてきているからな。名目上、董卓軍のみんなは蜀の配属で扱うけど、いいよな?」

「そういうのは月に言ってくれ。俺は月の部下だからな」

「じゃあ決まりだな。月にはもう話は通してあるからね」

「話が早くて何より・・・」

咲が笑って言うと一刀も笑みを返した。

「・・・皆、明日は三国・・・いや、世界の命運をかけた戦いになるだろう」

『・・・』

「恐らく、今までにない程の戦だ。正直に言えば必ず勝てるとも思えない」

蓮華がそこまで言って玉座を降りる。

「だが、あのような輩にこれ以上好きにやられるのも癪だ。・・・我らの意地を、とくと見せ付けてやろうぞ!」


皆の目付きが変わる。・・・そして、俺は指定された場所に行くと・・・

「俺の・・・部隊か」

大量の兵士が並んでいる。俺は深呼吸をしてから兵の前に立つと、空気が更に張り詰めた気がした。

「・・・みんな、今まで留守にしていてすまなかった。そして今回の戦は殆ど俺や咲への個人的な怨みが元で起こったと言っても過言じゃない。相手は恐ろしい力を持っていて、死ぬ確率だって高い。恐怖で逃げ出したって俺は恨まないし、仕方のないことだと思う。けど・・・それでも、あの敵と戦うと言うのなら・・・頼む、みんなの力を俺に貸してくれ!もう一度平和を取り戻すために・・・お願いだ!!」

俺は勢いよく頭を下げた。直後に・・・声。

「頭なんか下げないでください御遣い様!!」

「御遣い様への怨みなんかバカらしい逆恨みに決まってる!」

「貴方は俺達に希望をくれたんだ!だから、俺達も誰かに希望をあげたいんです!」

「今は御遣い様の希望にならせてください!」

「貴方が命じるなら何処へだって行ってやり
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