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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 3 レイ・ザ・バレル
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・クラインの娘であり、先の大戦ではAAと共に戦いました私は、今もあの時と同じ彼の艦とオーブのアスハ代表の下におります。彼女と私は違うものであり、その想いも違うということをまずは申し上げたいと思います。私はデュランダル議長の言葉と行動を支持しておりません』
画面はテレビ局のものが気を利かしたのだろう。
左右に分割され、ラクス・クラインと、ミーアが同時に映っている。

ラクス『戦う者は悪くない、戦わない者も悪くない、悪いのは全て戦わせようとする者。死の商人ロゴス。議長のおっしゃるそれは本当でしょうか?それが真実なのでしょうか?ナチュラルでもない、コーディネーターでもない、悪いのは彼等、世界、あなたではないのだと語られる言葉の罠にどうか陥らないでください。無論私はジブリール氏を庇う者ではありません。ですがデュランダル議長を信じる者でもありません。我々はもっとよく知らねばなりません。デュランダル議長の真の目的を』

…答えも出せずに惑わせているのはどちらの方だ?

アレックス『ふざけたことを言わないで頂きたい。破滅の歌姫よ』

ミーアの隣には彼女を守るように立つアレックスとシンの姿があった。

アレックス『こんにちは、プラント、地球の皆さん。俺は、アスラン・ザラです』

AAの彼らに、妨害されるという考えはなかったのだろうか?
歌姫自らの言葉を疑う者は誰もいないと思っていたのだろうか?

アレックス『プラントを守るアスラン・ザラであると、どうか民衆にはご理解頂きたい。このようにメディアをお騒がせしたこと、心よりお詫びしましょう。ただ私は皆さんに伝えたかったのです。“真実”を。かつて彼女は先の大戦で、地球連合軍に所属していた者に赤服を着せザフトに侵入させ、そしてフリーダムを与えた。』

ラクス『っ、えぇ、それは事実です。ですがそれは…』

アレックス『他にも。行方不明になったエターナルを、クラインの名の下、秘密裏に所持し補給してきた。プラントの財を使って…更にザフトの技術を盗用し、MSを建造していた。』

ラクス『私達には力が必要でした、それは、オーブにもプラントにも全て平和な未来のためです。私はオーブにもプラントにも平和を』

アレックス『笑わせるな、ラクス・クライン。俺達を、ザフトを舐めるのもいい加減にして頂きたい…。それにしても、そんなにあっさり認めるとは思わなかった…。あなた方の罪状を集めた資料も映像も意味がないな』

ラクス『資料?映像?』

シン『ええ、あなた方の罪を纏めた資料と映像ですよ。否定した場合の証拠を集めてたんですよ。あ、ちなみに流れてますから』

ラクス『罪などと…』

アレックス『そうやってあなたはプラントを傷つけるんだな…無自覚に…“偽者の歌姫”』

ラクス『いいえ、アス
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