第57話 ネギま編エピローグ
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そのことについての報告と「造物主」の捕縛についての協力を要請しに来たらしい。
ついでにナギ・スプリングフィールドとアリカ・アナルキア・エンテオフュシアの息子であるオレとの面談を要請しているらしいが。
ちなみにアリカ母さんはそのままナギ及び「造物主」を追いかけて魔法世界に渡ったらしいよ。
まぁ、関係ないが。
元々前世の記憶があって、今世の両親を自分の両親として思うのが難しいのに、今世の両親は前世のコミックの登場人物なんだぜ。しかも1歳というものごころ付く前に別れて育てられた記憶もない。これでナギ・スプリングフィールドとアリカ・アナルキア・エンテオフュシアを両親と思えというのは無茶振りだと思う。しかも、4歳以降は月村家で育てられているから、今世の両親は月村の両親で、ネギではなく忍義姉さんとすずかを自分の姉妹と思うのは仕方ないと思う。
当たり前だが、日本異能協会では「造物主」が魔法世界で何をしようが放っておく方針だ。日本或いは地球世界で何かするというなら相応の対処はもちろんするが。
間違っても前大戦のような関わり合いなんぞするわけもない。
日本異能協会に吸収合併が決まっている関東魔法協会も、日本異能協会の方針に沿うように協力もできない。
一応現在の麻帆良学園の後ろ盾であるメガロメセンブリア連合には報告したようだが、それ以上は無理だ。
ぶっちゃけ、人材が質量ともに足りない。
最大戦力である2人はオコジョだし。
☆ ★ ☆
アルビレオ・イマとは結局会った。
会うつもりもなかったが、図書館島における罠に関する全権と内部情報、古代遺跡に関する情報をちらつかされ、上の人間が折れた。
実際図書館島について世界樹の魔力が喪失してしまえば、保存の魔法がいつ切れてしまうかわからず、膨大な量の書籍を救うためには仕方がない。
で、アルビレオ・イマと会って話したが、原作で受けた通りの印象の人物で、一言で言うなら「ウザイ」。
しかもライフメイカーに体を乗っ取られたナギ・スプリングフィールドが魔法世界へ逃亡するときに立ち合っていたらしく、ナギの伝言とか言いつつ自分のアーティファクト「イノチノシヘン(ハイ・ビュブロイ・ハイ・ビオグラフィカイ)」で、ナギに10分間だけ変化しやがった。
で、まあ、人生2度目の父親とのまともな会話。
もっとも3歳の時のあの悪魔襲撃時の会話がまともな会話だとすればだが。
会話内容は一言で言えば不毛。
こっちは「両親に捨てられた」と主張、向こうは「それがお前達のためだった」と反論。
いやもう不毛不毛。
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