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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 2 シン・アスカ
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ルナマリア「ええっ!!?」

ナオト「これに耐えれるようになって初めて一人前なんだよルナ。」

涙目になりながらセイバーの後部シートに座るルナマリアの姿に、シンとレイは飼い主に捨てられた子猫の姿を思い出した。

ルナマリア「キャアアアアア!!!!」








































3人の名誉の為に言っておくが、エースパイロットとして名を馳せたアレックスとナオトの機動は異常である。
2人は手を抜くという言葉を知らない。
訓練を終え、3人はボロ切れのように横たわった。

ナオト「一応君達、赤だよね?何でこんな初歩でボロ切れのようになるの?」

シン「初歩って…これも充分訓練ですよ……」

アレックス「そうか?」

ルナマリア「…ナオトさんの時のアカデミーってどんなことをしていたんですか?」

ナオト「えっと…廃棄コロニーで敵軍基地を仮定とした潜入訓練とか……そういえば、環境調査コロニーを借り切った砂漠演習は一番きつかったね。」

環境調節の完璧なプラントで生まれ育った彼らには体力を奪っていく容赦ない灼熱の太陽、夜になると急に冷え込む寒暖の差には参った。
二度とやりたくはないが、今思い返せば中々いい経験だとも思う。
あの頃を懐かしく振り返っていると、呆然とした視線が突き刺さる。

ルナマリア「私達、そんな無謀なことしませんでしたよ」

シン「潜入訓練とかはバーチャル体験でしたし」

ナオト「そうなの?まあ、あの当時のアカデミーは半年で卒業だったのに、今は2年だしね。駆け抜けるように過ぎていったから、あれぐらいじゃないとものにはならなかっただろうね」

シン「ナオトさん達はアカデミーをたった半年で卒業…?」

自分達とは比べものにならないくらいの早さで卒業した先輩達に驚きを隠せないシン。
けど同時にアレックスやナオトの強さにも納得した。
それぐらいこなせなければ、生き残れないんだと言うことも。

シン「訓練、お願いします!!」

ナオト「お?やる気だね?訓練続行!!」

そして最初はついていくのがやっとだったが、最終的には軽々とメニューをこなせるようになるくらいにまでシン達は成長した。






































そして最新鋭艦ミネルバの進水式の前日。

シン「………」

アレックス「ここにいたのか。どうした?シン」

シン「いえ、ミネルバを見てきたんです。」

アレックス「ミネルバを?」

シン「はい。あんなに
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