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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 2 シン・アスカ
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シン「…………」

アレックスさん達の家を見た瞬間、俺は絶句してしまった。
多分それはルナ達も同じだと思う。
だってすげえ豪邸だよ!?
どう考えたって俺達不釣り合い過ぎるよ!?

ルナマリア「すっご…」

レイ「何をしている?入らないのか?」

レイに促されて、俺達も急いで屋敷に向かう。
屋敷の中は広くて、凄い豪華な装飾品もあるから何か俺達が凄い場違い感がある。
緊張し過ぎてアレックスさんが作った夕食の味が分からなかった。
















































翌日の朝。
俺は目を覚ますと見慣れない天井に少し困惑したけどアレックスさん達の屋敷に泊まったことを思い出して、身支度をしてリビングに向かうともうみんなが席についていた。
ナオトさんがテーブルに料理を並べた。
朝食は俺がオーブにいた頃、よく食べていた和食だった。

シン「これ…」

ナオト「あ、おはようシン。朝食出来てるから座って」

シン「あ、はい。」

俺がテーブルに座るとご飯に味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並べられた。
食欲をそそる匂いに俺は思わず唾を飲んだ。

アレックス「それじゃあ食べようか」

シン「あ、はい」

俺はついオーブにいた頃の癖で手を合わせてしまった。
だけどアレックスさんやナオトさん、それにレイも俺と同じ動作をした。
ルナ達は首を傾げていたけど。

アレックス「頂きます」

シン、ナオト、レイ「「「頂きます」」」

アレックスさんに続けて言うと俺は焼き鮭を口に運んで、炊きたてのご飯を口に運び、味噌汁を飲んだ。

シン「お……美味しい……ナオトさん、これすっごく美味しいです!!」

何度も口から“美味しい”と言う言葉が漏れ出す。
違う言葉を言おうとしても、同じ言葉になってしまう。
それでもその言葉がシンの心からの言葉だから、ナオトは発言の度に微笑みを深めて行く。

ナオト「まだまだおかわりあるから、いっぱい食べてね」

プラントでは滅多に見ないしゃもじ片手に微笑むナオト。

シン「はい!!」

久しぶりの和食に舌鼓を打つシン。
どこかナオトの料理は今は亡き母親の味に似ていた。

メイリン「………」

メイリン達はナオトさんの料理を一口も食べていない。
どうしたんだろう?

ナオト「あれ?君達は食べてないね。和食は嫌い?」

ルナマリア「え?あ、そうじゃなくて…」

困ったように言うルナに俺もアレックスさん達
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