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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
desire 2 シン・アスカ
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ランはオーブを追い出された…今のオーブの国家元首、カガリ・ユラ・アスハを敬愛するオーブの軍人達に私刑に等しい暴行を受けてな」
シン「え…!?」
アレックスさんがオーブの軍人に痛め付けられていた…!?
何で…!?
ルナ達ですらその事実に目を見開いていた。
レイ「彼が発見されたのはプラント付近でだ。偶然、議長とその護衛をしていたナオトが彼が乗せられていた救命ポッドを発見してな。救出された時の彼は生死の境をさ迷っているような状態だった」
シン「何でそんなことに…」
レイ「オーブの軍人達にとってカガリ・ユラ・アスハは神に等しい存在だ。それに近づく彼はオーブの軍人にとって邪魔以外の何者でもない」
神?アスハの奴が神!?
シン「…っ!ふざけるな!!何が神だ!!理念ばっか振り回す綺麗事が御家芸のアスハの何が神なんだ!!誰のおかげで地球が滅びなかったと思ってるんだ!!それなのに…!!」
理念や綺麗事だけの奴が神のような扱いを受けている。
俺の家族を守ってくれなかった癖に…!!
あの人がジェネシスを破壊したおかげで地球は助かったのに、恩を仇で返すなんて何を考えてんだよオーブは!?
レイ「シン…俺も同意見だ。だが、これが真実なんだ」
シン「…っ」
淡々と言うレイの言葉には深い怒りが込められていた。
俺も思わず拳を握り締める。
レイ「後、彼には記憶がない。医師が言うには一種の防衛本能らしいが…」
ヴィーノ「記憶喪失…?」
ヨウラン「無理ないよな…裏切られて一方的に殴られて、俺だったら発狂する」
ヴィーノとヨウランも深刻そうな顔で呟く。
レイ「とにかく、彼に関してはこれで終わりだ。アレックスにアスラン・ザラのことは絶対に言うな。ただでさえ彼の心は傷ついている。それでも必死に前を向いて生きようとしているんだ」
シン「………」
傷か…。
心に傷を負っているのは、俺も同じだ。
あの人と話してみたい。
レイと一緒にアレックスさん達の入っていった店に向かう。
その後、俺達は些細な話をして、寮に帰ろうとした時、アレックスさんに止められた。
何だろう?
アレックス「今日はもう遅いし、今日は家に泊まっていかないか?」
アレックスさんの提案に俺達は顔を見合わせる。
ナオト「そうだね。」
レイ「ギルは今日は帰れませんから、いいと思います」
俺達はアレックスさん達の好意に甘えて、今日はアレックスさん達の家に泊まることになったんだけど…。
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