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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
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ミーア「はい…って、ええ!!?」
ハイネ「冗談冗談。まあしばらくは今のままでいいかもな」
ミーア「そ、そうですね…」
顔を赤くしながら相槌を打つミーアであった。
一方、軍本部にあるシンの私室でシンとステラは寛いでいた。
シン「ねえ、ステラ。休暇取れたし、明日晴れたら何処か行かない?」
絹の様な金髪を指に絡めながらデートの提案をすると大人しく髪を撫でられるがままだったステラは勢いよく顔を上げた。
大きな菫色の瞳はきらきらと輝き期待を隠せないようだ。
ステラ「ステラはね、う…ぅんっ?」
海に行きたいと紡ぎそうになった薄桃色の唇にシンは指を当て言葉を途切れさせる。
そして不思議そうにきょとんとするステラの柔らかな唇をなぞりながら微笑んだ。
シン「海は何時も行ってるから、今回はピクニックでも行かない?」
ステラ「ピクニック?」
海という提案をやんわりと却下されてしまったステラは一瞬悲しそうな表情を見せたものの今はそれ以上にピクニックが気になるらしい。
ステラは好奇心に満ちたまなざしでシンの言葉を繰り返した。
シン「そう。お弁当とか持って行って。今なら色んな花も咲いてるし、そこで1日中のんびり過ごそう2人きりで」
普通の恋人達なら退屈かも知れないが人混みや喧騒が嫌いな自分達には素晴らしい場所な筈だ。
ステラ「うん!!楽しそう…シンと2人きり…ステラ、ピクニック行く!!」
意識はもう既に明日のピクニックにいっているのか楽しそうにはしゃぐステラにシンもまた心踊らせる。
ステラ「ステラね、お弁当作る!!」
シン「あ、えっと…お弁当は俺が作るよ」
只今ナオトからの花嫁修行を受けているステラの料理は少し心配だ。
だがそんなシンの想いを知らずにステラはしょんぼりとねだる様にシンを見上げる。
ステラ「どうして?ステラじゃだめ…?ステラ、シンのためにお弁当作りたい…」
シン「ステラ…やっぱりお弁当は俺が作るよ。だからさステラにはお茶とお菓子の用意を頼みたいんだけど」
ステラ「お茶?お菓子?」
ステラの料理は未だ上達への道は険しかったがナオトに習った菓子作りの腕だけはシンがびっくりする程の上達ぶりだった。
妥協案を挟みつつシンが言うとステラは少し考える素振りを見せたもののやがて頷いた。
ステラ「うん!!ステラ、たくさん作るね!!クッキーにシュークリームにプリンに…後、ケーキ」
シン「そんなに一杯は2人だけじゃ食べられないよ。ああ、でもアレックス達に」
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