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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
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屋敷で寛いでいたアレックスは机に置いてあるハウメアの守り石を見遣る。
それを見て、あの時の記憶が蘇った。
アレックスとナオトの結婚式の前日、泊まっているホテルの部屋をノックされた。
アレックス『どうぞ』
それに気づいたアレックスが鍵を開ける。
アレックス『え!?カ、カガリ!!?』
そこには、シャツにズボンといった目立たない服装で、カガリが立っていた。
カガリ『早く中に入れてくれ!!見つかる!!』
アレックス『あ、ああ』
アレックスは手早く彼女を中に入れると鍵をかけた。
カガリ『……一度、お前と直接会って話したかった』
ナオト『あ、私、席外そうか?』
カガリ『いや、あなたもいてくれ』
ナオト『……はい』
カガリ『アスラン。すまなかった』
彼女はアレックスに深く頭を下げた。
アレックス『カガリ…』
カガリ『私はあの時お前に言われて、分かったつもりで全然分かってなかった。今は、皆と共にこれからのオーブを作って行きたい』
アレックス『そうか…カガリ、頑張れよ』
カガリ『ああ、ナオトさん…』
ナオト『何?』
カガリ『アスランを…こいつを頼むな。こいつは時々優柔不断で情けなくて、でも、とってもいい奴だから…』
ナオト『はい!!』
アレックス「………」
嬉しかった。
彼女が過ちに気づいて正しい道を歩んでくれたことが。
そしてプラントにある洒落たバーではハイネが1人で酒を飲んでいた。
戦争を終結させた英雄の1人であるハイネは歌って踊れるスーパーFAITHとして君臨している。
ハイネ「お?来たか?ミーア」
ミーア「あ、はい。すみません」
ラクスの偽者を止め、ミーア・キャンベルに戻ったミーアはハイネといい雰囲気である。
ハイネ「別にいいさ、1人より2人で飲んだ方が酒は美味いしな」
ミーア「…そうですね」
微笑んだ後、ミーアも酒を飲み始める。
ハイネ「アレックスとナオトは結婚しちまったな…あの2人の結婚はまだまだ後だと思ったのに」
ミーア「あ、それ私も思いました。」
ハイネ「俺達もするかい?」
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