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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos22-Aなお深き闇に染まれ、聖夜の天(ソラ)〜Nacht Wahr〜
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†††Sideなのは†††
終業式が終わった後、私とフェイトちゃん、アリサちゃんにすずかちゃん、そしてアリアシアちゃんは、友達のはやてちゃんの家の前にまでやって来ていた。でも私たちの心の中は晴れない、友達の家なのに。それもこれもここへ訪れた理由の所為だ。
終業式が終わるのを待っていたというようにクロノ君から通信が入った。その内容というのは、“闇の書”――正式名称を“夜天の魔導書”の主と守護騎士の正体が判ったというものだった。そしてクロノ君から伝えられたその正体を聴いたとき、私たちは信じることが出来なかった。
?―?―?回想です?―?―?
『――以上がイリスからもたらされた情報だ。八神はやて、八神シグナム、八神ヴィータ、八神シャマル、八神ザフィーラこそが、闇の書の主とその守護騎士。八神シュリエルリートはおそらく闇の書の管制プログラム。
そして八神ルシリオンが、事件の発端を開いたランサーだと判明した。そういうわけで、君たちは今から八神邸へと向かってくれ。僕が行くよりは友人である君たちが赴いた方が警戒されにくいからな』
小学校の校門から出てすぐ、クロノ君から通信が来た。内容はすぐには信じられない、信じたくないもので。私たちを一度は襲ってきたパラディース・ヴェヒター、そして昨日戦った守護騎士たちを従えているのが『はやてちゃんが、闇の書の主・・・!?』だなんて。
『シグナムさん達が守護騎士・・・、そんなまさか・・・』
『私たちを襲ったランサーが・・・ルシル・・・?』
『いやいやいや。それ嘘でしょ? はやてたち八神家がそんな・・・』
『信じたくないって気持ちも解らないわけじゃない。しかし、この画像を見てくれ』
そうして私たちの携帯電話すべてに転送されてきた写メール。写っているのは1枚の絵画。描かれているのは見間違いようのないヴィータちゃん達と、知らない小さな女の子が2人、そして「ルシル君・・?」をそのまま大人にしたような男の人。
『それは今から数百年も昔、今は滅びし世界ベルカで描かれた絵画だ。かつてグラオベン・オルデンという騎士隊が存在していた。いま君たちが見ている絵画に描かれている者たちのことだ。オーディン、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、シュリエルリート、アギト、アイリ。この8人だ』
外見だけじゃなくて名前までもが一緒。それを聴いたフェイトちゃんが『歳を取らない守護騎士ならあり得る・・・』ってポツリと漏らした。
『この絵画に写る彼女たちが闇の書の守護騎士だという記録は残っていないようだが、十中八九間違いない』
『ねぇ、クロノ。じゃあこのオーディンとルシルの関係ってやっぱり・・・』
『事実関係はまだ判明していないが、オーディンの血筋で間違いないだろう』
『ルシルの先
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