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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『名前を呼んで』
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げ、
『アークセイバー』
魔力で形成された大鎌の刃を降り下ろすと、
ー斬ー
大鎌の刃が高速で飛びなのはへと向かう。
「キャアッ!?」
突然自分へと飛来する刃に慌てるなのはだが、
『プロテクション』
ー盾ー
なのはの相棒たるレイジングハートが瞬時に防御魔法を張り迫り来る刃を防ぐ。
「ありがとうレイジングハート!!」
なのはがレイジングハートにお礼を言い。
『イエス マイマスター』
レイジングハートは礼を返す。
そしてフェイトはというと、
「(死角からの攻撃なら!)」
先ほどの攻撃がプロテクションに防がれた事によって起きた爆煙によって視界が防がれたなのはに対し死角からの襲撃を仕掛けるフェイト。
だが……、
死角から振るわれた大鎌の刃は……、
ー盾ー
なのはの張った防御魔法によって防がれ奇襲は失敗に終わる。
「そんな!(今の攻撃は完全に死角を突いたのに!?)」
死角からの攻撃を防がれたフェイトは驚きを隠せずに叫ぶ!
「嘘!? 今のフェイトの攻撃は完全に死角突いていたハズよ!?」
普通の人間では反応する事ができない死角からの攻撃を当たり前のように防いで見せたなのはに驚愕するプレシア。
それに対し俺の答えは、
「なのはの空間認識能力は異常なまでに高い……俺との特訓の時にも今回のような死角を突いた攻撃もまるで来るのがわかっているように防いだからな」
そう映画のコミック版の中でもあったが見えないところからそれなりの速さでアリサに迫ってくるボールをいとも簡単にキャッチする描写があったように、
なのはの空間認識能力はヘタをすると身体能力チートの俺と同等かそれ以上の可能性がある。(直感などの特殊スキルを抜いて)
「おそらく空間認識能力だけなら俺を超える可能性が高い」
冗談抜きでね。
「貴方の空間認識能力も人並み外れているわよね?」
信じられないものを見る目で零を見つめるプレシア。
まぁ 俺の身体能力って人外染みているからなぁ……。
「それよりも次はなのはが仕掛けるようだぞ」
そんなプレシアをスルーして俺はなのはの方を見る。
「今度はこっちの番だよ!」
私は魔力を集中させ、
「アクセルシューター!」
数個の桃色の魔法弾を出現させて……放つ!!
ー飛ー
数個の桃色の魔法弾が高速で空中を飛び交いフェイトへと迫る!
「くッ!?(速い! それに狙いが正確だ!)」
それに対しフェイトは自らの持ち味である高速機動でなのはのシューターをかわし続けるが、
正確な制御のなされた魔法弾は徐々にフェイトを追い詰める。
そして……
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