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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『名前を呼んで』
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かしいからあんまりそういうのは言わないで……お願いだから」

もう俺の心のライフは0だから!

これ以上は恥ずかしくて死ねるぞ!

「と……とりあえず……今日は前に造った海のステージを使うつもりだから転送の準備を頼む」

気を取り直して楓に命令を言い渡す零。

「了解しました……では転送機にご案内いたします」

零の命令に従って転送機のある場所へと歩いていく楓。

前を行く楓の後ろを全員が追いかけ、

数分ほど歩きたどり着いた場所は……、

「到着いたしました」

床に土台となる機械が設置され、その中央の部分は丸い穴のように若干他の床よりもへこんでおりそこには複雑な転送用と思われるの魔法陣が描かれていた。

「では転送座標を入力いたします」

そう言って楓は何も無い筈の空間にモニターを出現させ、そこからさらに普通の人間の目では追えないほどの速さで指を動かしプログラムを組み上げ、

「ではこれより『海の決闘場』
へと転送いたします 次から転送装置をご利用になる際には音声で認識を出来るようにプログラムを組んでおきましたのでそちらをご利用ください」

転送装置の使い方を簡単に説明し、

「これより転送を始めます」

ー光ー

転送装置の魔法陣が光を放ち、

「では……行ってらっしゃいませ」

楓がそう言った次の瞬間に転送装置から放たれた光が零達を包み込み……、

ー瞬ー

零達の姿が消える。

ー現ー

そして次に現れた場所は……、

「ここ……どこ?」

「海の上?」

「これは……神殿?」

「石の柱とか石の建物以外なんにもないじゃないか?」

各々が思った事を口に出す。

周りは全て海でありその周辺にはいくつも朽ち果てた石の柱が無惨に突き刺さっており、

零達のいる場所は朽ち果ててはいるがギリシャ神話などに出てくる神々の神殿のような石造りの神殿であり屋根や柱などの所々に細かい細工やレリーフなどが刻まれていた。

「此処は海上での戦闘訓練用に造った場所なんだ」

俺はこの場所がなんなのかを説明する。

「此処なら周りは海と石柱だからいくら壊しても大丈夫だし二人とも思う存分戦えるだろう?」

戦闘で周りの物が壊れても問題無い事を言うと、

「うん……確かに此処なら広範囲殲滅魔法や天候魔法を使っても被害がでないね」

「私の砲撃魔法も自由に撃てるね」

二人はお互いに納得したようで魔法による被害が無い事を確認する。

「プレシア達は俺が結界を張った安全な場所へ避難させるから二人はお互いに全力で闘ってくれ」

「「うん!!」」

二人は元気よく返事を返す。

俺は『王の財宝』から以前に使ったものよりも強
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