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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『名前を呼んで』
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頭を抱えてながら絶叫するプレシア。

「お姉さんロボットなの?」

そんな母親をよそにそんなの関係ねぇ! とばかりに自動人形に近づき話し掛けるアリシア。

「はい 私は自動人形 形式番号 KA−E−DE 通称『楓』と申します お嬢様」

そんなアリシアに丁寧にお辞儀をし挨拶を返すアンドロイド『楓』。

「私の名前はアリシアだよ! よろしくね! かえで!」

にっこりと大輪の向日葵のような笑顔で名前を呼ぶアリシアに、

「かしこまりました アリシアお嬢様」

ほんの少しだけ表情を崩しアリシアの名前を呼ぶ楓。

「姉さんって色んな意味で凄いよね……」

どこか達観した目でアリシアを見るフェイト。

「かえであの子はアリシアの妹のフェイトだよ!」


楓の腕をぐいぐいと引っ張りフェイト達の所へと歩くアリシア。

「フェイトお嬢様ですね? 私は楓と申します」

アリシアの時と同じように綺麗なお辞儀をし、フェイトに挨拶をする楓。

「え……あ……うん……よろしくね楓」

戸惑いながらも礼を返すフェイト。

「あの……楓さん……」

なのはがおどおどとしながらも楓の名前を呼び、

「楓さんってほんとにロボットなの?」

疑問に思っている事を本人に聞く。

「はい 厳密には魔導式自動人形改良型ですがロボットと思っていただいていいですよなのはお嬢様」

スラスラとなのはの疑問に答えながら彼女の名前を呼ぶ楓。

「えっ!? なんで私の名前を知っているの!?」

まだ名乗っていないはずの自分の名前を呼ばれ驚くなのは。

「私達の主である零様よりお話はある程度伺っておりますのでなのはお嬢様の事もお聞きしています」

たんたんと説明をする楓。

「えっ!? 私どんな風に言われてたの!?」

驚きつつも自分がどのように言われているのかが気になったのか楓に尋ねるなのは。

「とてもがんばり屋で優しいけど独りで抱え込んでしまう癖のある可愛い子という風にお聞きしております」

ほんの少しだけ表情を緩めながら説明する楓。

「私が………かわいい…… ////」

顔を赤らめながら言われた事を小さく繰り返すなのは。

ってちょっと待てゐ!!

「オィィィッ!? 何をいきなり暴露してるワケぇぇっ!?」

恥ずかしさのあまりに言葉使いが某騎士さんみたいになりながらも叫ぶ零。

「何をいきなり人の恥ずかしい台詞を暴露してるワケぇぇぇっ!?」

顔をトマトのように赤くしながら楓に問い詰める零。

大切な事だから(ry

「零様が以前言われていた事ですが?」

きょとんと何が悪いのかがわからいっといった表情で返答する楓に、

「恥ず
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