第六話 水と氷その六
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自分の携帯を取り出した、薊の携帯は鮮やかな赤だ。
「そうすればな」
「若し私達がお互い一人の時に怪人が出て来ても呼び合えるわ」
「だよな、それじゃあな」
「いいわね、これで」
「使えるものは使わないとな」
これが薊の返答だった。
「やっぱりな」
「そういうことよ。技術は使う為にあるものよ」
「使わなかったらか」
「何もなりはしないわ」
だからだというのだ。
「携帯で連絡を取り合いましょう、これからもね」
「今後怪人と闘う時もか」
「そうしましょう」
こう話してだ、そのうえでだった。
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