暁 〜小説投稿サイト〜
王道を走れば:幻想にて
プロローグ:雪化粧の修道院 ※エロ注意
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かに腕を開いて仰向けに寝転がった慧卓の上に覆い被さると、キーラはぎんぎんに勃起した肉槍の上に跨り、ゆっくりとその存在を己の膣の中へと迎えていった。口腔での奉仕までに散々に慧卓の手により彼女の身体は咽び、絶頂の高みへと昇っている。不十分な濡れによる妨げなど存在する余地も無かった。

「んひぃ、ああっ、おっきいよぉぉ...ひだに引っ掛かって...熱いのぉ...」
「うぐぅっ...き、きっつい...」

 言葉にもならぬ情念と、肉ヒダの卑猥な蠢きでで陰茎が猛り狂う。絶頂を寸前で止められた彼の亀頭がひくひくと泣いて果敢に自己主張する。その震えが挿入を続けるキーラの膣を襲い、彼女の心を更に性欲で掻き立てた。
 固く屹立した一物の挿入が終わる。クリトリスが男性器の竿に擦れて更に勃ち、己の膣の中を占有する男根の存在が膣内で欲情する肉とヒダを熱くし、愛液の毀れを催す。その肉ヒダが男を責めるように幾重もの劣情の糸を以って締め付けていく。膣の入り口、肉ヒダが蠢く膣の中、そして子宮近くの最後の一線。三段締めの膣により慧卓の絶頂への道が急速に開けていった。

「はぁ...はぁ...じゃぁ、動きますから、ケイタク様は、そのまま寝てて下さいね?動いたら、抜きますから」

 念を押すように冷徹な声を装ってキーラは言い、思うが侭に己の腰を振った。途端、愛液で迸った恥丘より淫らな水音が弾け、豊胸がふるふると振るえて慧卓の視界の中で踊った。  

「あああっ、ああああん、あはっ!!すごい、すごいぃ、固くて気持ちいっ!」 

 我武者羅にキーラが腰を振る度に、屹立した陰茎が自然と己の膣を縦横無尽に抉っていく。膣肉が無理矢理に奥へと押し付けられ、肉層を蕩けさせるようだ。歯を食いしばって慧卓は己の陰部に走る麻薬のような快楽に耐える。此処で己が耐えられずに腰を動かせば言葉通りにキーラは性交を止めてしまうであろう。この快感を更に長く感じていたいという思いが、一分一秒でも愛する者と繋がっていたいという思いが、彼の胸を締め付けて生殖本能を抑制する。
 その思いを締め潰すようにキーラの膣が収縮をして陰茎に刺激を送った。キーラは前後左右の腰の振りから、既に腰と腰を打ち付ける性交へと移行していた。膣全体に満遍なく快楽を伝えようと腰を下ろす場所を前後に移すキーラ。劣情に身を焦がした動きにより、桜色に染まった乳首が胸の頂点で上下に踊り、竿を締め付けた紐の先端が揺れて慧卓の肌を擦った。

「はっ、ああああっ、いいいいよぉおおお!!あああっ、ああ、亀頭で引っ掛かれるのぉぉ、好きぃ!!」

 ぱんぱんと、互いの肉と肉がぶつかり合い、二人の思いをより焦がしていく。想いのままに吐き出される嬌声は高らかであり、室内に『サイレント|(静寂)』の魔術を事前に張らなければ修道院中の子供達を揺り起こ
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